インターネット上ではソネット光コラボレーションの通信速度が遅いという口コミが多数投稿されています。しかし、ソネットは世界最速のブロードバンドサービスであるNURO光を運営しており、会社のブランドとしても遅い速度をそのままにしておくなんてことは考えられないのです。ということで今回は、ソネット光の回線速度が遅いという口コミ・評判の真相に迫りたいと思います。 今すぐ取り組める速度改善の方法もご紹介しておりますので、これからソネット光を契約しようと考えている方も、現在ソネット光をお使いで通信速度に不満がある方も是非参考にしてください!
この記事の目次
インターネット上ではソネット光が遅いという口コミの投稿が多数されています。当サイトに寄せられた口コミやTwitterでもこのような投稿がされていますので、まずは参考までにいくつか口コミをご紹介していきます。
ソネットが原因だと判明
auの携帯を家族で使っていたのでソネット光で契約しましたが、回線の速度が遅すぎて使い物になりません。 自宅にWi-Fiを飛ばすから携帯の高いデータ定額プランを契約しておく必要もないと思って解約したのにこの調子だと携帯電話の契約も戻す必要がありそう…。 これでずっと使いものにならなければただ高い月額料金を払い続けるだけということになってしまいそうなので、いち早く解約するつもりです。Wi-Fiが遅いのはソネット光コラボだからだと分かった。夜は遅くて早朝は早いのはそういう事だよね。
— 中堂薗孝二@なかちゃん掃除屋 (@koujinakadozono) September 27, 2017
ドコモ光に変えようと思うけどコラボじゃないか不安?
確かにソネット光が遅いという口コミが投稿されていますが、これは本当なのでしょうか?以下では、あくまで管理人の推測ですが、この方たちが直面している問題について解説していきたいと思います。
速度が遅い原因はひとつではありません。 周辺機器やプロバイダによっても回線速度は変わります。 ソネット光がなぜ遅いと書かれているのか、あくまで管理人の推測ですが口コミをもとに原因を究明していきたいと思います。
多くの口コミで共通していることがあります。それは、有線で繋いでいるのではなく、Wi-Fiで光回線に繋いでいるという点です。
Wi-Fiを使ってインターネットに接続すると、有線で接続する時に比べて速度は低速になります。とはいえ、口コミでは1Mbpsも出ないなんてものも投稿されており、いくらWi-Fiだからといっても遅すぎる気がしますね。 例えば多くの人が接続している喫茶店で飛んでいるWi-Fiもそんな低速な通信にはなりません。
さらに、喫茶店などの法人が契約する回線は主にフレッツ光回線であることが多いです。光コラボもフレッツ光回線を使用しているものですから、基本的にスペックは同じなはずです。
ではこの喫茶店のWi-Fiと口コミを投稿している人たちの自宅のWi-Fiは何が違うのでしょうか?
第一に、ルーターの違いが挙げられます。
無線LAN環境を飛ばすルーターの機種によっては処理できる速度に限界がある場合があります。 回線速度に不満がある場合はご自宅でお使いのWi-Fiをチェックしてみてください。もし、5年~10年も使い続けているものであればそのルーターはもう古い可能性が高いです。さらにルーターの規格とお使いのスマートフォンの規格が合わなければ思ったように速度を出すことができません。(詳しくは、こちらの記事をチェックしてみてください)
こういった場合対策として考えられるのは、新しいルーターを購入するしかないです。おすすめのルーターについては以下の記事で解説しておりますので、是非参考にしてみてください。
インターネット回線が通る光ファイバーとは、高速道路のようなもので、インターネットに接続する人が増えれば必ず混雑してしまいます。 特にソネット光コラボレーションを含む、光コラボはフレッツ光の回線を使用したブロードバンドサービスで、1000万世帯で契約されているそうです。
この人達が同時にインターネット回線を利用すれば回線は混雑してしまい、通信速度が低下してしまいます。以下の画像のようなイメージです。
フレッツ光とは違う独自回線を使用したブロードバンドサービス(回線そのものはNTTが所有しているものですが…)は、比較的利用者が少なく、回線そのもののスペックも高いので安定的に高速通信が可能ですが、利用者が多光コラボではどうしても混雑が原因で低速の通信になってしまいます。
つまり、ここで言いたいのは「ソネット光だから」遅いのではなく、「フレッツ光回線だから」あるいは「光コラボだから」遅いということです。ただし、光コラボでも速度を上げる方法があります。
利用者が多いプロバイダはそれだけ混雑しやすいです。 夜に回線が遅くなるという不満が多いのも、インターネット利用者が増えプロバイダが混雑する時間帯だからだと考えられます。 光回線はプロバイダに繋がってそこから先はプロバイダの「基幹回線網(バックボーン)」というものを通りますが、利用者が急増しているプロバイダはここが混雑してしまいます。 基幹回線網は基本的に利用者増によって強化されますが、利用者が急増すると強化が間に合わないことがあるのです。 ソネットはNURO光とフレッツ光とソネット光の他にもauひかり、ドコモ光ユーザーが利用するプロバイダなので利用者増に間に合っていない可能性があります。
皆さんは車を運転する時に、あるいは歩いて駅まで行く時に普段使っている道が混雑していて通れない場合はどうしますか? 混雑が解消するまで待つという方法もありますが、混雑を避けて迂回して進路変更をするのではないでしょうか。
光回線でもあるセッティングをすれば迂回して通信を行うことが可能で、迂回すればそれなりに速度を出すことが可能なのです。 このセッティングのことを「IPv6に接続するv6プラス」といいます。
かなり専門的なことなのでこの記事での詳しい解説は割愛しますが、私達ユーザーが知っておくべきことは「v6プラスという接続方式にすれば、インターネット速度が改善する」ということです。
開通のメールまだだけどv6プラスきてたー!!誇張なく100倍早くなった(ひどいときは3Mbpsくらいだった pic.twitter.com/Ev243JoVhF
— あぴよんぐ (@a_piyo) May 31, 2018
実はこの接続方式は一部のプロバイダでは対応していないのですが、ソネットはNURO光を運営しているというプライドもあるためか、いち早くこの技術を導入したプロバイダのひとつです。 そのため、現在ソネット光を契約している方も申し込みさえすれば無料で接続方式を切り替えることができます。
手続きはWEBで簡単な申し込みをするだけですので、ソネット光利用者は以下のページから必要事項を入力して申請をおこなってください。
https://www.so-net.ne.jp/access/hikari/v6plus/
これから申し込む方は以下のサイトから通常の申し込み手順に沿って手続きをするだけでOKです。
So-net光の公式サイト
少し難しい話ですが、v6プラスとはIPv6インターネットにIPoE方式で接続するプロバイダのオプションを指します。 IPv6インターネットに接続するためには光回線、PC、ルーター、プロバイダ全てがIPv6に対応していることが必要です。 この話の肝はIPoEという接続方式にあります。
・IPoEという接続方式にすると回線の混雑が起こらなくなる。
・IPoEはIPv6インターネットでしか利用できない。
・つまりIPoE(速い方式)で接続するためにIPv6対応のルーターが必要
ということになります。
このためv6プラスを利用するためにはIPv6に対応したルーターを購入する必要があります。ルーターはソネットから有料でレンタルすることもできますが、長く使うことを考えると購入の方がお得です。
よくソネット光と比較対象になるのは、auスマートバリュー対象でKDDIの独自回線であるauひかりです。 auひかりは回線のスペックこそソネット光と同じですが、利用者が少ないため安定した高速通信が可能になります。
フレッツ光回線からauひかり回線に乗り換えるときには工事が入るので、色々と面倒な部分も多いですが、auひかり特有のメリット(キャッシュバックや固定電話料金無料等)があることも確かです。 auひかりとソネット光の比較については、以下の記事で解説しておりますので、是非参考にしてみてください。
●auユーザーが最もお得に光回線を利用する方法をまとめてみた!各社料金と割引額を徹底比較
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