スマートフォンや携帯電話の台頭著しい昨今、自宅に固定電話を置かない人も増えています。確かに昔ほど固定電話を利用する機会もないかもしれませんが、やはり万が一の災害時になどを考えると一家に一台あって損はないでしょう。
現在、固定電話の電話回線はアナログ回線、デジタル回線、光回線の3種類があります。デジタル回線はいわゆるISDNのことですが、2023年に終了が予定されています。したがって、これから固定電話を契約するならばアナログ回線か光回線ということになるでしょう。
アナログ回線の場合、電話だけではなくインターネットも楽しみたいならばADSLなども必要になってきます。固定電話を利用するにはアナログ回線と光回線のどちらがおすすめなのでしょうか?
この記事の目次
固定電話には次のような3種類があります。
光回線を電話回線として利用したものを光電話といいます。光電話を使うには、まず光回線の契約が必要です。通話料は安く音声もクリアですが、災害時にはほとんど使えません。
通信事業者がNTT東日本やNTT西日本の回線を使わずに提供している固定電話サービスのことです。NTTの回線を利用する際に必要な電話加入権もかからず、通信費も安いため、経費節減のために企業で採用されることも少なくありません。
昔ながらの固定電話です。固定電話といえばNTT加入電話というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。利用するにはまず高額な電話加入権を購入しなくてはいけません。電話加入権は最盛期には80,000円ほどしましたが、現在は37,800円です。そのほか、月額基本料が高い、遠方への通話料が高いといった理由で、年々利用者は減少しています。
光電話、直収電話、加入電話のメリット、デメリットをまとめると以下の通りになります。
【メリット】電話料金が安い。音質が良い。十分な速度のインターネット回線との併用になる。
【デメリット】光回線を敷く必要がある。災害時は停電、断線で通話できなくなる。
【メリット】加入電話に比較して料金が安い。災害にも強い。
【デメリット】光電話に比較して高い。音質は悪い。
【メリット】電話だけの利用なら安くなる。通話も高品質。
【デメリット】基本料金も通話料金も高い。よく電話する人は驚くような料金になることも。
携帯電話の普及によって、固定電話の契約者数は明らかに減っています。総務省調査によれば、2016年度末時点で固定電話契約者数は5,540万人、前年度比0.8%減でしたが、現在も減少傾向は継続中です。
そのような状況であるにもかかわらず、順調に加入者数を増やしているのが0ABJ型IP電話です。IP電話というと050から始まる電話番号がよく知られていますが、じつは一般の固定電話番号と見分けのつかない0ABJ型IP電話もあります。これこそが、光電話なのです。アナログ回線の直収電話・NTT加入電話の契約者が2013年以降減少しているのと裏腹に、一人勝ち状態にある光電話といっても過言ではありません。
光電話は単独での契約ができず、必ずインターネット回線とのセットになります。しかし、それを「ネットはしないから困る」という人はほとんどいないのではないでしょうか。万が一、ネットを利用しないとしても、頻繁に電話をするならばやはり光電話がお得です。
また、ネットも電話もほとんどしないというならば、直収電話がお得です。いずれにせよ、NTT加入電話という選択はあまりおすすめできません。固定電話を持ちたいならば何万円もNTTに収めるのが当たり前だった時代は遠い昔になったということでしょうか。日頃、ネットや電話をどう利用しているのか見直して、自分にピッタリのひかり電話、直収電話いずれかを選んでみてはいかがでしょうか。
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