昨日の2012/10/1より、「フレッツ光史上最高スペック!通信速度1Gpbs」、「フレッツ光ネクストエクスプレスタイプが、スーパーハイスピードタイプ 隼になって大幅値下げ!」と銘打って、いくつかの料金値下げとともに、告知されました。「あれ?フレッツ光って前から1Gbpsじゃなかったっけ?」とか「フレッツ光ネクストエクスプレスタイプってなに??」とか「スーパーハイスピードタイプ 隼??」とか、よくわからない事だらけではないでしょうか?本日は、そんな方のために、NTT西日本の「フレッツ光の料金値下げ」と新プラン「隼」の魅力の徹底解説してしまいますっ!
2012/12以降のNTT東日本・NTT西日本から発表されたフレッツ光の値下げの詳細はこちらをご覧ください
この記事の目次
シンプルにまとめる今回は以下のような変更が行われました。(NTT西日本の最新のフレッツ光の料金体系はこちらを御覧ください。)
いきになり、いろいろなものが値下げされたり、名称が変わったりしていますが、フレッツ光のプランというはいろいろありすぎて正式名称を羅列しただけではなかなか私達にとってどれだけオトクになったかよくわかりませんよね?
ここでは、この変更について、実際どれだけオトクになるのか、どのような背景で実施されたのか、について以下のように解説します。
それでは、一つずつ解説して行きます。
ここはホントにこみいっていっているので、いくつかのフェーズにわけて勇気を持ってざっくりと解説します。
一口にフレッツといっても、いろいろ調べていくとよくわからなくなりますね。というのも、「Bフレッツ」、「フレッツ光」、「フレッツ光ライト」、「フレッツ光ネクスト」、「フレッツ光プレミアム」といろいろ出てきて、それぞれ「NTT東日本では○○」、「NTT西日本では○○」という具合に、NTTの東西で異なったり、「マンションタイプの○○」とか「ファミリータイプの○○」とかいろいろと出てきますし、通信速度がうんぬんという比較も出てきて、もうすっかりよくわからなくなります。
多少語弊をもちつつも、だいたいに各サービスを分類すると以下のようになります。(通信速度は例によって「ベストエフォート方式」です)
プラン名 | メイン回線通信速度 | メイン回線後通信速度 | 主流 | 二段階料金体系 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|
フレッツ | - | - | - | - | NTTのインターネット回線サービスの総称。基本的には、光回線を使った「フレッツ光」をさすが、「フレッツ・ADSL」というADSLサービスも含まれる。 |
フレッツ光 | 100Mbps~1Gbps | 100Mbps~1Gbps | ○ | - | 光回線使ったNTTの回線サービスの総称。広い意味で、Bフレッツもこの中に内包される |
Bフレッツ | 100Mbps | 100Mbps | × | × | 電話回線と共用でインターネット回線を使用しているADSLに対して、登場したインターネット専用の回線を引いたプラン。現在主流のフレッツ光ネクストと回線方式が異なる部分はあるものの、実質フレッツ光の「過去のサービス名称」といってもよいかもしれない。 |
フレッツ光プレミアム | 1Gbps | 100Mbps | × | × | NTT西日本が独自に提供を始めたフレッツ光サービス。メイン回線が1Gbpsと謳っていたところが、新しかったが、NTT東日本がフレッツ光ネクストを提供し始めてから、フレッツ光ネクストの回線方式が主流となり、現在は一部のマンションタイプのみの提供なっている。 |
フレッツ光ネクスト | 1Gbps | 100Mbps~1Gbps | ○ | × | 現在、主流のサービス(隼はこの中の細かい違いの一つとなる) |
フレッツ光ライト | 1Gbps | 100Mbps | ○ | ○ | フレッツ光ネクストが二段階料金体系となったプラン。主に、価格面を押し出すためにつけられたサービス名だが、ベストエフォートベースの通信速度は異なる。 |
マンションタイプの場合は、通信速度が異なるので注意して下さい。マンションタイプについては後述します。つまるところ、新規加入をする場合は、「フレッツ光ネクスト」か「フレッツ光ライト」のどちらかになります。ちなみに、当たり前のように使った「ベストエフォート」というのは、理論上の最大速度です。回線は共有で使用する人が増えれば増えるほど、ちょっとずつスピードは下がりますし、基地局との距離も関係してきますし、その他の要因も含め、最終的に毎回同じ速度を保証できないので、わかりやすいように「ベストエフォート方式」で表記されることが一般的です。
それでは、「フレッツ光ネクスト」の中でも、エクスプレスタイプとハイスピードタイプは何が違うのでしょうか。 そもそも「エクスプレスタイプなんてあったっけ??」方がほとんどだと思いますが、違いは以下のとおりです。
プラン名 | メイン回線通信速度 | メイン回線後通信速度 | 概要 |
---|---|---|---|
ハイスピードタイプ | 1Gbps | 200Mbps | いわゆる、「フレッツ光ネクスト」がこちら。NTT東日本の各サービスもこちらに該当。 |
エクスプレスタイプ(今の隼) | 1Gbps | 概ね1Gbps | NGNという新しい光回線を使用したサービス。西日本はいち早く、NGNを使用したサービスを提供 |
お分かりの通り、エクスプレスタイプ(今の「隼」)はNGNの使用により、まさにはやぶさのような速度が出ることになっているのです。
ちなみに、マンションタイプも隼ブランドがついていますが、ADSL含めすべてのインターネット回線サービスのマンションタイプに言えることと同様、マンションタイプの場合は最終的な「メイン回線後」の部分を居住者全員で共有しますので、極論的には、必ずしも光回線サービスのほうがADSLより早いとは限らないので、要注意なのです。(それでも基本的には、良い回線を使っているサービスのほうが利用の満足度は高いと思いますが)
百聞は一見にしかずということで、以下をご覧く下さい。
プラン名 | 2012/10/1より前 | 2012/10/1以降 | 下げ金額 |
---|---|---|---|
戸建 エクスプレスタイプ(今の隼) | ¥7,014 | ¥5,218 | 約1800 |
マンション ライト | ¥2940~¥6090 | ¥2425~¥5513 | 約¥500 |
マンション 光配線ミニ(10世帯未満) | ¥4,630 | ¥4,315 | 約¥300 |
マンション 光配線プラン1(10世帯) | ¥3,874 | ¥3,559 | 約¥300 |
マンション 光配線プラン2(16世帯利用者) | ¥3,402 | ¥3,087 | 約¥300 |
マンション エクスプレスタイプ 光配線ミニ(10世帯未満) | ¥6,426 | ¥4,315 | 約¥2000 |
マンション エクスプレスタイプ 光配線プラン1(10世帯) | ¥5,670 | ¥3,559 | 約¥2000 |
マンション エクスプレスタイプ 光配線プラン2(16世帯利用者) | ¥4,950 | ¥3,087 | 約¥2000 |
これでは、いろいろなプランのごみごみした違い多くてよくわかりませんね。 改めて、実質的な料金をレイヤーのサービスの違いをまとめると以下になります。
プラン名 | 概要 |
---|---|
戸建(隼) | 早い回線を利用できるようになった |
マンション ライト | とにかく前より500円安く入れるようになった |
マンション各プラン | 前より300円ほど安くなったし、早い回線を利用できるようになった |
どうでしょう?実質的に、値段も下がった上に、早い回線が利用できるようになったということなのです!東日本でも早く提供して欲しいですね!!
いくつは想像の域を出ませんが、大方いかの3つのポイントが背景にあるように思います。
電話回線と光回線を組み合わせたVDSLサービスは、複雑な上、昨今光回線のインフラを苦心して整えたこともあって、できればVDSL方式はどんどん廃止してきたいという意向があると思います。
そんな中、VDSL方式のほうが光回線方式よりも高いとなると、なかなか既存でVDSLを利用されている方が新しい光回線に乗り換えるということは足かせになってしまうので、 今回の光回線プランの料金引き下げによってVDSLプランと料金としては同様になるので、その足かせを外しにいったのでしょう。
この、光回線とVDSLの月額利用料金を同じにする施策は、NTT東日本も同様に行なっています。
フレッツ光ネクストエクスプレスタイプを「フレッツ光ネクスト ファミリースーパーハイスピードタイプ 隼」のようなプラン名に変え、実質フレッツ光ネクストハイスピードタイプを 廃止したのは、NGNが利用促進フェーズに来たからだと思います。
だいぶ未来のサービスだと思われたNGNも、ある程度テストサービス期間を経て、本格的に多くの人々に利用してもらいたいと思える段階になったのだと思います。 先に挙げたVDSLのような複雑な仕組みを廃し、よりインターネットに合目的的なNGNによってユーザーの利便性の向上、未来のサービスの維持コストの削減をしていきたいと 思っているのではないでしょうか。
これは、フレッツ光ライトの料金引き下げについてです。
そもそも旧来のADSLサービスを維持するコストを考えると、すべての人にフレッツ光を利用してもらったほうが都合がよいので まずはフレッツ光の速さをなんとか体験して欲しいという願いがあるでしょう。それに加え、それでも高いフレッツ光固定プランを利用している人たちが 、解約してしまうリスクをできるだけ抑えたいという願いも一方で強く出てきたのだと思います。
そういう意味で、使わなければASDLとそれほど変わらないという点を強調していきたいから、よりオトクに感じてもらうためにフレッツ光ライトの料金を引き下げたのだと思います。
新規で加入される方向けに以上をまとめると、NTT西日本の各サービスでは以下の変化がありました。
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