フレッツ光で通信障害が発生した時の対処方法

インターネットの通信障害が発生すると、インターネットに接続できなくなってしまいます。インターネットにさえ繋がっていれば通信障害が発生してもインターネットに接続して調べることができるのですが、インターネットに繋がらない状態では調べ物もできなくなってしまいます。 ——ということで、今回はフレッツ光で通信障害が発生した時の対処方法をご紹介していきますので、いざ通信障害になった時のために予習しておきましょう！

通信障害の原因を調べよう

まず通信障害が発生した場合には、通信障害の原因を探りましょう。光回線が繋がらなくなる原因は、以下のようなものが考えられます。

• デバイス側に問題がある
• ルーターやONUに問題がある
• 光回線やプロバイダに問題がある

これらの原因は、消去法で潰していくのが効率的です。

デバイスに問題がある場合の確認方法

デバイスに問題がある場合には、特定のデバイスだけ接続できないという状況になります。このため、例えばパソコンで繋がらない場合はスマートフォンやタブレット端末、あるいは他のパソコンを光回線に接続させてみましょう。 他のデバイスでは動くのに、特定の端末だけで動かないという場合は、その特定のデバイスの設定方法に問題がある場合があります。あるいは、そのデバイスがウイルスに感染している可能性も。あるいは、ただペットなどがLANケーブルを噛み切ってしまって断線しているだけという可能性もあります。 インターネットの接続設定を見直したり、しっかりと線が繋がっているかどうかを確認したりしてみましょう。

ルーターやONUに問題がある場合

ルーターやONUに問題がある場合は、各機器の取扱説明書を読んで、機器が正常に動作しているかどうかを確認してみましょう。 あるいは、原因を特定するために配線方法を変えてみるのもありです。例えばルーターを経由するのではなく、ONUから直接パソコンに接続してみましょう。これで正常に繋がれば、ルーターに問題があることを特定することができます。 もしルーターを除外しても繋がらない場合は、ONUやルーターの電源をOFFにして、5分ほど待ってから再起動してみましょう。こうすることでルーターのソフトウェアがリセットされるため、正常な動作に戻る可能性があります。 ただし、強制的に電源を落とす場合はくれぐれも取扱説明書を見ながら、安全な方法で取り扱うようにしてください。

光回線やプロバイダに問題がある場合

回線やプロバイダに問題がある場合は、何らかの方法でトラブルが発生していることが告知されるはずです。

公式HPを確認する

規模の大きなトラブルの場合は1時間〜3時間程度で公式HPにて告知されるはずです。まずは公式HPやTwitterなどの速報性の高いアカウントで公式の情報をチェックしてみましょう。

SNSなどで検索してみる

同じように回線トラブルが発生した人がSNSを使って何かしらの情報を投稿している可能性があります。状況を確かめるためにSNSは最適なサービスです。特にTwitterのように速報性の高いSNSを使ってトラブル情報を確認してみると良いでしょう。

それでも問題が解決しない場合は

それでも問題が解決しない場合は、プロフェッショナルに依頼するほうが良いです。下手に光ケーブルをいじったりすると怪我の恐れもありますし、それが原因で断線してしまうと光ケーブルの交換をする必要があります。 とはいえ、問い合わせる場合でもそれなりに知識があったほうが良いため、考えられる原因を以下ではご紹介していきます。

断線

光ケーブルとは、ガラスでできているものなので、カラスや野良猫によって折れてしまうこともあります。ケーブルが折れることを断線といいます。断線が発生した場合には、通常1日以内にプロバイダから連絡が入りますが、加入しているプロバイダによっては連絡をくれないこともあります。 すぐにインターネットを使う必要がある場合はプロバイダに連絡して断線していないかどうかを確認してみましょう。

DNSサーバーエラー

インターネットに接続するためにはDNSサーバーにIPアドレスを問い合わせる必要がありますが、このDNSサーバーもコンピューターですから、エラーが発生する時があります。これもプロバイダが管轄していることがほとんどなので、障害が発生した場合には公式サイトなどで告知がされることになります。

本当に接続できないかどうかも確かめよう

インターネットに接続できなくなった場合に、回線やプロバイダのせいにしてしまいがちですが、WEBサイトやサーバーサイドの不具合である可能性もあります。——どういうことかというと、特定のサイトにだけアクセスできない場合は、サイト運営者側で何かしらのトラブルがある可能性があるということです。 いろいろなサイトにアクセスしてみて、本当にトラブルが発生しているのかどうかについても確認するようにしましょう。