今回は特にマンションにお住まいの方がインターネット回線が遅いと感じる原因について解説していきます!マンションにお住まいの方がインターネット回線の速度が遅いと感じる理由は大きく分けて3つあると言われています。その3つの原因とともにそれぞれの解決方法もご紹介しておりますので是非参考にしてみてください!
この記事の目次
インターネット回線が遅いとどうしてもプロバイダや回線側に責任を押し付けたくなりますが、回線が遅い原因は実は複数あります。 まずは、皆さんが普段利用している接続機器がどのようなルートを通ってインターネットに到達するのかについておさらいしていきましょう!
私達が普段使用している通信機器(スマホやPC)は、光回線に到達する前に無線LANを飛ばしている「ルーター」やPCやスマホが読み取れる信号から光回線を通る光信号に変換する「ONU・モデム」といった機器を通ることになります。
ここから電柱や地面に埋められている光ファイバーを通っていくことになりますが、この光ファイバーこそがNTTが所有するフレッツ光回線と呼ばれるものです。 この光回線はプロバイダ(ISP)と呼ばれるインターネットに接続してくれる業者まで伸びており、プロバイダがインターネットに接続することでようやく通信が可能になるのです。
ですので、インターネットに接続するためには様々なポイントを通過していかなければならず、これらどこかに問題があれば通信速度が低下してしまうのです。
よくインターネットの口コミで、「ソフトバンク光は遅い」「ソネット光は遅い」といった口コミを見かけますが、多くの場合は回線の問題でない場合が多いのではないかと考えられます。
というのも上で解説した通り、インターネット通信をするためには、様々な経路を通っており、回線というのはその中のほんの一部分でしかないのです。 何でもかんでも回線のせいにしたくなってしまいますが、回線の乗り換えには時間もお金もかかりますし、まずはルーターやケーブルなどの身近なところから見直していくほうがクレバーなのです。
ということで、以下では特にマンションにお住まいの方でインターネット回線が遅くなる原因をひとつずつ洗い出していきたいと思います。 また、それぞれの解決方法についてもご紹介していきますので、是非現在のご利用状況と照らし合わせてみてください!
まず原因として考えたいのはルーターが古いというパターンです。特にスマホで接続した時に回線が遅くなる場合はルーターを疑ってかかったほうが良いでしょう。
ルーターに問題があることを確信に変えるためにはまず自宅にPCがある方は有線で接続して速度を計測してみてください。「インターネット 速度」とGoogleで検索すれば速度を測ることが可能です。有線で接続した時に無線LAN(Wi-Fi)で接続した時に比べて大幅に速度が改善するようであれば、ルーターが犯人である可能性が非常に高いです。というかほぼ決めつけて良いです。
ルーターには機種によって転送速度というものが設けられており、この転送速度が遅いといくら高速回線を契約していたところで通信速度は上がらないのです。 お使いのルーターには製品番号が記載されているはずなので、製品番号を調べてみてルーターのスペックを調べてみましょう。
転送速度が100Mbps以下であればそのルーターは変え時です。だいたい300Mbpsもあるルーターであればそれなりに速い通信速度がでるはずなので、300Mbps近い転送速度であった場合はそれ以外の原因があるようです。
ルーターを買い換えるならBUFFALO社のWXRシリーズがおすすめです。次世代プロトコルと言われるIPv6に対応しており、パワーが強いので3階建てや4階建てにお住まいの方でも充分に快適に利用することができる優秀なルーターです。 少し値段は張りますが、どうせ3年や5年使い続けるものですから最新の高いものを購入しておいて損はないと思います。
PON(Passive Optical Network)とも呼ばれていますが、PDN方式は光スプリッタという機器を利用して、マンションに住んでいる住人が全員で1Gbpsの回線を利用することになります。 このPDN方式が原因で通信速度が低下している場合は、上りの速度はそれなりに出ているのに下りの速度がほとんど出ないということが多いのでまずは先程と同様に回線の速度を調査してみましょう。
直接収容局から専有回線を引っ張るSS方式とは異なり、PDS方式による接続は利用者が多ければ多いほど速度が低下するため、特に夜間のインターネット速度が遅くなります。 KDDIやNTTの光回線では、基本的にPDS方式で枝分かれしていますが、マンションのよってはマンションに到達した時点でさらに光スプリッタを設置して各部屋に枝分かれさせていることがあります。
PONを利用した場合下りの通信を行う時に、光スプリッタにはデータをどこに転送すれ良いかを選別する機能がないため、同一マンション内で通信を行っている方がダウンロードしたものも部屋にあるONUまで運ばれてしまいます。 部屋に設置しているONUがデータの要不要を判断するため、処理する時間がかかってしまいバッファが生まれてしまいます。図式かすると以下のような感じ!
例えば、マンションに住んでいる方が高画質の動画をダウンロードしている時に通信すると、そのデータが運ばれてくることになりますので、自分がダウンロードしたい容量が軽かったとしても低速での通信になってしまうのです。逆にアップロードは処理するデータの数も少ないので、ダウンロードに比べて速い速度で通信することが可能なのが特徴です。
この場合は、マンションの住人とは違う回線を利用するのが良いため、NURO光やauひかりを使用してみるという方法が良いと思います。 多くの場合お使いの回線はフレッツ光回線ですので、独自回線であるauひかりやNURO光の回線を利用することで速度が改善します。
特にNURO光はG-PONという接続方式を採用しており、ベストエフォートの値は2Gbpsになります。単純計算で速度が倍になりますし、回線側のスペックが高いとそれだけ余力があるので回線が混雑しにくくなり、速度の安定感も増します。
NURO光は公式で35,000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを開催中ですので、是非この機会に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか!? 申し込みはこちら
これはどうしようもないことですが、インターネットの普及は年々進んでおり、技術の進歩や動画の流行によって一人ひとりが通信する容量も大きくなりつつあります。 そうなってくると回線が混雑する原因をつくってしまいます。インターネット回線は高速道路のようなもので、進む車の数が多くなればなるほど進む速度が低下してしまいます。
多くの場合は地域ごとに光スプリッタが設置されていますので、同じ地域に光回線を利用する人が増えれば増えるほど回線が混雑して通信速度が低下していきます。
特に光コラボを含むフレッツ光回線の利用者から注目をされているのがIPv6というインターネットに接続するv6プラスというサービスです。
これまで私達が接続していたインターネットはIPv4と呼ばれるインターネットです。IPv6はそのグレードアップしたものだと思ってください。 このグレードアップしたインターネットに接続することで回線の混雑を避けてインターネットにアクセスすることができるため、インターネットの口コミでも多くのユーザーの喜びの声が聞こえてきます。
v6プラスがやっと開通したので、試しに速度図ってみたら文字通り桁が違う数字が出て思わず笑ってしまった
— リーク@(ぷ (@Leak_Ryusan) June 3, 2018
v6プラスについては一部のプロバイダでしか対応していませんが、So-netやビッグローブ、OCNのような有名プロバイダはほとんどが対応しています。 基本的に無料のオプションサービスなのですが、ルーターは自前で用意する必要がある場合があるので、先程紹介したルーターの購入費用はかかるものと考えておきましょう。
【IPv6】v6プラスの接続方式に対応したプロバイダ一覧[2018年版] | フレッツ光ナビ
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