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2019.6.24

インターネット回線の速度を底上げする方法

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比較的速度が安定していると言われる固定回線でも、その使い方次第では3Mbps程度しかパフォーマンスを発揮できないこともあります。この記事では、主に光回線を利用している人が通信速度を上げる方法をご紹介していきます。通信速度が遅いと感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.光回線を見直す

通信速度が遅いと嘆いている人の中には、最大100Mbpsの光回線を利用している人もいます。通常光回線は、最大通信速度1Gbpsというものが主流ですが、フレッツ光や電力会社系の回線の中には100Mbpsのプランも存在するのです。 この最大◯◯Mbpsという速度は、1秒間に通信可能なデータ容量を表しますが、ベストエフォート値と呼ばれるもので、必ずしもその通信速度を実現することはできないのです。 ベストエフォートとは、「最大限努力をすれば、理論上100Mbpsという速度が出ます」ということを言っているのであって、実際の利用環境ではその30%程度の速度しか出すことはできないと考えたほうが良いです。 このため、100Mbpsの回線を利用している場合は1Gbpsのプランに乗り換えるなどすることで、通信速度を改善することができるかもしれません。

2.ルーターを最新のものにする

光回線が遅くなる原因で最も多いのが、ルーターのスペックです。ルーターとは、無線LANを飛ばすために必要な機器のことですが、このルーターには転送速度というものがあり、古いものであれば50Mbps程度しかパフォーマンスが出ないものもありあます。 いかに光回線のスペックが高くても、ルーターが50Mbpsの速度でしかデータを処理できなければ、体感速度は50Mbpsということになってしまいます。さらにその転送速度50Mbpsのルーターに複数台のデバイスを接続すると、1台あたりの速度はさらに低下することに。このため、5年、10年前のルーターを使用している場合は、ルーターを買い換えることでインターネットの速度を底上げすることができるのです。 最新のものであれば800Mbps近くの速度を転送することができるものもありますし、安いものでも300Mbps程度は少なくとも出るでしょう。YouTubeなどで動画を楽しむためには、3Mbps程度あれば十分と言われていますから、300Mbpsも出れば十分快適にインターネットを利用することができるはずです。

3.LANケーブルを変える

光回線を使ってインターネットに接続するためには、ルーターの他にONUとLANケーブルを接続する必要があります。このLANケーブルの切り替えもわずかではありますが、速度を底上げするために効果的な手法です。 ONUは通常、光回線事業者から貸出されるものであるため、こちら側で変更することはできませんが、LANケーブルは家電量販店で安価に購入することができます。 実はLANケーブルには、例えば以下のような規格があります。

現在速度が最も速いと言われているのは、CAT7Aという規格のものです。規格ごとに最大通信速度というものがあり、一昔前のCAT3であれば10Mbps程度 、CAT7Aなら10Gbpsです。桁が全然違いますね。 このため、ルーター同様に古いLANケーブルを利用している場合は新しいものに買い換えることで通信速度を底上げすることができるかもしれません。

4.接続方式を見直す

少し高度な話になりますが、インターネットにはプロトコルというものが存在します。プロトコルというのは、簡単に言えば通信のルールです。このプロトコルは様々なものがあり、実はそれが原因で通信速度が低下していることがあるのです。 私達がこれまで利用していたプロトコルは、PPPoEと呼ばれるもので、これはIPv4インターネットで接続することを想定して構築されたプロトコルです。しかし、近年のスマートフォンの普及などによる急激なインターネット利用者増加によって、当初予定していなかった「IPアドレスの枯渇」という状況に陥ったのです。 IPアドレスとは、インターネット上の住所のようなもので、要するに、インターネット上にこれ以上家を建てられないくらいにまで利用者が増加したということです。このような状況でIPv6インターネットというものが2000年初頭に構築されたのですが、IPv6ではIPoEという回線の混雑を回避して通信をすることができるプロトコルが利用できるのです。 このため、回線の混雑が理由で速度が低下してしまっているような場合には、IPv6インターネットを利用できる環境を整えて、IPoE接続を利用することで、体感速度を底上げすることができるかもしれません。

5.ルーターの使い方を見直す

ルーターは設置状況や、接続の仕方によって速度が大きく低下してしまうこともあります。詳しくは別の記事で解説しているため、ルーターの設置状況について見直してみてください。

6.プロバイダを変更する

プロバイダもわずかではありますが、インターネット回線の速度に関わってきます。プロバイダにはバックボーンと呼ばれるものがあり、要は許容範囲のようなものなのですが、プロバイダの中には利用者の増加についていけず、バックボーンが強化できていないところもあります。OCNやSo-netのような技術力が高くしっかりバックボーン強化していけるプロバイダを選択することで、わずかではありますが、速度を改善することができるかもしれません。

まとめ

インターネット回線は、様々なものが関わっているため、ボトルネックを見つけてそこを改善することで速度を底上げすることができるようになります。これを機にインターネットについて詳しく調べてみて、何が原因で遅くなっているのかということを調査してみると良いかもしれません。

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