電話回線やインターネット回線には、さまざまな種類があります。大きく分けてアナログ回線とデジタル回線がありますが、ISDN、ADSL、FTTHといった略称が飛び交い「ややこしい!」と、感じる人も多いかもしれません。
たとえば、今話題の光回線はどのカテゴリーに入るのでしょうか? また、そもそもアナログ回線、デジタル回線はどう違い、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかも気になるところです。
いずれにせよ、2023年には終了が予定されているフレッツのアナログ回線。まだ、アナログ回線を使っているご家庭は、そろそろ乗り換えを考える時期です。そのためにもまず、アナログ回線、デジタル回線について正しく理解してみませんか?
この記事の目次
簡単にいうとアナログ回線では、アナログ信号という連続した波形を描く電気信号が、メタルケーブルによって伝わっていくものです。たとえばADSLはアナログ回線の一種で、通話では使用しない高周波帯域を使ってインターネット接続を行います。それまでの一般電話回線を使ってインターネットに接続した際のデータ転送速度の遅さや、電話とネットを同時にできないという問題を解決するものとして2000年代前半におおいに注目されました。
一方、デジタル回線には0と1のみで構成されたデジタル信号に変換された情報が流れています。たとえば、ISDNは電話もインターネットもデジタル回線でつなぐ方式になりますが、じつはADSLよりも昔からあり「古い」という意味で「アナログ回線」と呼ぶ人も稀にいます。
今話題のFTTH、光ファイバーを家庭に引き込む光回線は、情報をデジタル信号に変えて送受信するところまではデジタル回線と同じです。しかし、デジタル回線ではデジタル信号をそのまま電気信号にしていますが、光通信ではデジタル信号を光の点滅を利用して送っているという違いがあります。
アナログ回線を流れるアナログ信号は、メタルケーブルが長くなるほど弱まりやすく、いわゆる伝送損失が起きやすいという欠点があります。一方、デジタル信号にはこのような劣化が起きるリスクはなく、つねに元の情報に近いものを再現できるのです。
文字情報だけではなく大量の動画、画像コンテンツを一般家庭でも当たり前のように日々消費している時代です。もはや、アナログ回線は使いにくいものになったといわざるを得ません。
デジタル信号ではたとえばアルファベットのaは「01100001」と表現されます。文字だけではなく音声、画像、動画すべてこのような0と1の組み合わせで表現できます。人間が見ても何のことかわかりませんが、パソコンならば0と1だけで構成された信号をたとえ数万桁であっても瞬時に処理することが可能です。
このようなパソコンの優れたデータ処理能力、演算能力を十二分に活かすのはデジタル回線や光回線といえるでしょう。また、パソコンでインターネットをする際にも、伝送損失の大きいアナログ回線ではコンテンツを安定して楽しめません。やはり、もはやアナログ回線の時代ではないのです。
現在、NTTでは2025年を目標にアナログ回線に利用してきたメタルケーブルをすべて光ファイバーに移行する計画を立てています。これに先駆けて、2023年にフレッツADSLを終了すると2017年12月に発表がありました。
固定電話に関してはNTTが変換装置を設置することによって、2025年以降もアナログ回線のままで利用できます。しかし、フレッツADSLが終わるということは、もうアナログ回線はでインターネットに接続できないということです。これを機会に光回線への乗り換えを考えてみてはいかがでしょうか。
今ならば、フレッツADSL契約者がフレッツ光に移行する際の工事費が無料になるキャンペーンなども実施中です。ぜひ、利用してみませんか?
当サイトから光回線をお申し込みのお客様に適用されるプレゼントキャンペーンの商品は、iPadやREGZA、AQUOSなどの人気商品を始め、Nintendo Switch・PS4・PS VITA・PSP・PlayStation VRなどのゲーム機、タブレットやノートPCなどパソコン、液晶テレビ、一人暮らしに最適な炊飯器・冷蔵庫・洗濯機など、お客様のお申込み方に合わせてたくさん用意しております。
フレッツ光はエリアによって、サービスや料金が異なります。
詳細は下記の都道府県のリストをご確認の上で、お住まいのエリアを選択しお進み下さい。