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2018.10.29

光回線は代理店から申し込んで本当に大丈夫!?注意しておきたい7つのポイント

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インターネット回線に関する情報を収集していると、「代理店から申し込んだほうがお得」という情報が散見されています。あるいは、自宅に電話なり訪問営業なりで代理店の人間が現れて「光コラボに乗りかえませんか?」なんてセールストークを受けたことがあるかもしれませんね。

果たしてこの「インターネットの販売代理店」を信用して本当に大丈夫なのでしょうか?

実は、光回線の販売代理店の中には悪質な代理店が存在しており、詐欺まがいの営業をする会社も一部存在しております、今回はそんな悪質な代理店を見極め、被害に遭わないために注意しておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。

インターネット販売代理店の悪質な手法とは!?

実は光回線の契約にはトラブルが多く、2017年には13,853件のトラブルが消費者センター等に報告されていることがわかっています。

そして国民生活センターは、以下のような問題があると分析しています。

  1. NTT東西と誤認させ、別業者との契約になることを認識させていない
  2. 変更しなければならないとの誤った説明で契約させている
  3. 勧誘時に契約に関する料金が正しく説明されていない
  4. 契約を了承した覚えがないのに契約になっている
引用:国民生活センター

以下ではひとつずつ、代理店の悪質な手法についてチェックしていきましょう。

NTTと誤認させる

悪質な代理店は、営業電話で以下のようなフレーズをささやきます。

「NTTのフレッツ光の件でご連絡させていただきました。○○と申します。今フレッツ光を乗り換えると月額料金が安くなる光コラボサービスのご案内を皆様に行っております――。」

確かに「NTTの○○です。」とは名乗っていないのですが、これではNTTの人からの電話やNTTの関連会社からの電話だということを勘違いしてしまいますね。

しかし、冷静になって考えてみればNTTから光コラボに乗り換えを勧める電話なんてかかってくるはずがありません。なぜならフレッツ光の契約数は1千万近くあると言われています。いかに大企業だからといって、1千万件も電話をかけるような非効率なことはしません。しかも、光コラボに乗り換えられることでNTTに利益なんて一文も発生しないのです。

事実、NTTは公式HPにて以下のように記述しています。

フレッツ光をご利用中のお客様に対して、光コラボレーション事業者の提供する光アクセスサービスへの切り替えや『転用承諾番号』の取得を、NTT東日本よりお願いすることはありません。 NTT東日本やフレッツ光をかたって、光コラボレーション事業者の提供する光アクセスサービスへの切り替えや『転用承諾番号』の取得が必要だと説明する、不審な勧誘(訪問営業、電話営業、勧誘メール等)にご注意ください。
引用:NTT東日本

NTT西日本でも同様の記述がされています。

代理店あるいは光コラボ会社の営業マンが契約を取るために「まずは電話の相手、あるいは訪問先を信用させる」ことを目的としてNTTと誤認させるようなフレーズで営業トークを開始しているということですね。

また、代理店だけでなく詐欺グループがNTTの名を語り債権の購入などの勧誘をする事例もあるようです。――いずれにせよ、NTTと名乗る相手が本当にNTTの人間かどうかは慎重に見極める必要がありそうです。

誤った情報を与え、契約を迫る

次に注意しておきたいのは、「フレッツ光は光コラボに乗り換えなければいけません」「フレッツ光はサービスを終了します」といったような虚偽の情報です。

悪質な代理店や光コラボ事業者は、こういった間違った情報を与えてなんとしても契約をさせようとしてきます。

正しく説明しない

皆さんは光コラボにどのような印象をお持ちだろうか。「フレッツ光よりも安い」と考えている方も多いかもしれませんね。――確かにソフトバンク光やドコモ光といった人気の光コラボの料金はフレッツ光よりも安いです。

――しかし、それは全ての光コラボに共通しているわけではありません。フレッツ光を使うよりも月額料金が高くなる光コラボは存在します。

例えば、「悪代官光」という光コラボがあったとします。

「悪代官光」の営業マンはこう言います。「光コラボに乗り換えたら安くなりますよ。」

皆さんはこう言います。「よいではないか~。」しかし後日「悪代官光」から届いた請求書を見ると、フレッツ光より月額料金が高くなっているのです。

皆さんは「悪代官光」に問い詰めます。「フレッツ光よりも高くなっているじゃないか!」

「悪代官光」の営業マンはこう言います。「確かに光コラボにすれば安くなると言いましたが、悪代官光に乗り換えて安くなるなんて一言も言っていないですよ?」

光回線の料金プランは非常にややこしいものなので、ついつい面倒になってしまいますが、本当に安くなるかどうかを確かめなければ痛い目を見ることになるのです。

勝手にオプションをつけてくる

光回線の販売代理店は、オプションをつけて契約させることで光コラボ事業者からもらえる報酬が多くなるためか、無理矢理にでもオプションをつけようとしてきます。

悪質の極みに達すると、契約者の同意なくオプションをつけてきたりもします。

悪質な代理店に騙されないために注意しておきたいこと7選

さて、上述したような詐欺まがいの営業にだまされないためにはどうすれば良いのでしょうか。以下では7つの注意点についてご紹介していきたいと思います。

1. 契約内容を把握できない状態で契約しない

当たり前のことですが、自分で契約するものの内容については自分で把握しましょう。これができない人が非常に多いです。

インターネットの契約は福袋ではないのですから、当てずっぽうで契約しても良いことなんて一つもありません。現在はインターネットで調べればある程度のことはわかりますし、例えば当サイトの相談窓口などを利用いただければ不明点は解消できるはずです。

簡単に営業マンを信用せずにどうにか理解を深めて「本当に安くなるのか」「本当にお得なのか」ということをご自分の目で確かめる癖をつけましょう。

2. 契約書に目を通す

どんな契約書でもサインをしてしまえば「同意した」と見なされてしまいます。そこに、口頭では同意していないオプションが入っていたとしても…です。

最近はデジタル化が進み、契約書無しで契約できてしまうものも増えました。最近はデンマークなどの北欧ではオンライン上のサインだけで法人を設立することができるなんて話も聞くくらいです。

だからといって、契約書を見なくてよいということにはなりません。自分がサインするものは本当に自分が希望するものなのかは入念にチェックするようにしましょう。

3. NTTからの電話はまず疑おう

社会的に認知されている組織の名を語るのは詐欺グループの常套手段です。例えば電力自由化詐欺でも東京電力の名を語って契約を迫るという事例がありましたね。ですので、NTTからの電話があった場合にはまず疑うようにしましょう。

「本当にNTTの人だったら疑って失礼ではないか?」と懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、NTT内でもこういった詐欺被害は認知しており注意喚起を促しています。ですので、失礼なことなどありません。

NTTも「注意してください」と言っているのですから、おとなしく従って注意しましょう。

4. 自分で調べる癖をつける

偏見かもしれませんが、若い人なら何かあったらスマートフォンなりを使って調べる癖はついていると思いますが、ご年配の方はインターネットに馴染みがないため検索する習慣はついていないかもしれません。

しかし事実として光回線の契約トラブルに関する相談は半数近くが60代以上の高齢者によるものだということがわかっています。悪質な代理店の営業マンも「高齢者は分かっていないから騙せるだろう」という思考になっているはずです。

もちろん、当サイトの読者である皆さんが高齢者でない場合も調べて情報の真偽を確かめるという癖をつけておくようにしたいです。

5. 無闇に個人情報を教えない

次に住所や年齢、口座番号などはもちろんですが、情報を簡単に渡さないようにしましょう。 フレッツ光を契約している方は「転用承諾番号」というなにやら難解な言葉を使った番号をフレッツ光の公式サイトで取得することができますが、この番号も簡単に漏らしてよいものではありません。

転用承諾番号とは、フレッツ光から光コラボに乗り換える時に必要な番号ですが、代理店や光コラボ事業者はこの番号さえあれば利用者の光回線の契約を変更することができます。

――つまり、転用承諾番号を事業者に伝えるということは「光コラボの乗り換えに同意した」とみなされるわけです。

そのため悪質な代理店は、「転用承諾番号を教えていただければ安くなるかどうか調査することができます」というフレーズを囁いて番号を聞き出そうとしますが、乗り換えるつもり¥がないなら絶対に教えてはいけません。

6. その場で契約しない

次に訪問営業でも電話営業でも、営業を受けた場合はその場で契約しないことが大事です。「少し考えてから、必要なら連絡する」と言ってもしつこく食い下がってくると思いますが、食い下がってくるということは「冷静になられたら不利益がある」ということでもあります。

自社が販売する商品が本当に良いものであれば営業マンも「えぇ、調べていただいて構いません。結局うちがお得であることがわかると思います。」と言うはずです。

7.トラブルがあった時の対処方法を知っておく

ここまで紹介したことを実行していれば、基本的に騙されるようなことはありませんが、万が一想定外のトラブルがあった時のために対処方法について知っておくことも大事です。

光回線の契約はクーリングオフの対象外ですが、「電気通信事業法」という法律で皆さんは守られています。この法律は、強引な営業によってよく分からないまま契約してしまった人への救済策となる法律で、クーリングオフ同様8日以内なら契約解除することが可能です。

そのため、おかしいと思ったらなるべく早く消費生活センター等に連絡するようにしましょう。

代理店を経由して契約するメリットはあるの?

さて、上記では悪質な代理店の問題点ばかりを挙げてきましたが、もちろん普通の代理店を活用して契約するメリットは存在します。

以下ではいくつかのメリットについてご紹介していきたいと思います。

キャッシュバックなどの特典がつく

販売代理店は光コラボ事業者に契約者を紹介することで利益を得ています。代理店を経由して契約するとその利益の一部をキャッシュバックなどの特典としてユーザーである私達に還元してもらうことができるのです。

複数の選択肢を提案してもらうことができる

例えば光コラボ事業者から直接契約をする場合、その事業者は「うちの光コラボよりあっちの光コラボのほうが良いですよ」とは言ってくれません。

一方で販売代理店は、複数の光コラボ事業者の販売を行っていますから、「こっちの光コラボよりも、あっちの光コラボのほうがお得ですよ。」という提案をしてくれたりします。

もちろん、全ての代理店がそこまで親切だとは限りませんが、代理店を使用したからといって月額料金が高くなるわけではないので活用しない手はないですね。

工事費や違約金負担をしてくれる

キャッシュバックと少し似ていますが、現在利用中の回線の違約金た新しく契約する光回線の工事費を一部あるいは全額負担してくれる代理店も一部存在します。

うまく活用すれば初期費用無しで契約することができるので、これも大きなメリットでしょう。

まとめ

光回線の販売代理店には悪質な会社も存在しますが、うまく代理店を活用すれば光回線をさらにお得に契約することができます。

今回ご紹介したような注意点に気をつけて、是非うまく代理店を活用するようにしましょう。

ちなみに手前味噌で恐縮ですが、当サイトからインターネット回線をお申し込みいただくことでキャッシュバックをお渡しすることもできますので、是ご活用ください!

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