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2019.1.17

ADSLから光回線に変更したら工事は必要になるの?

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光回線という言葉を聞いたことはあるでしょうか。光回線とは光ファイバーを使用したインターネット回線のことを指します。ちなみに、ADSLとは電話回線を使用したインターネット回線のことです。NTT東日本が、2023年1月31日で「フレッツ・ADSL」のサービスの提供を終了すると発表しましたが、現在、インターネット固定回線はADSLから光通信へ移行段階にあるといっても過言ではありません。

今回は、ADSLから光回線に乗り換える場合に必要な工事についてご紹介していきたいと思います。

光回線を利用するには工事が必要

そもそもですが、光回線とADSLというのは、全く別の回線を利用するものです。光回線は皆さんの一度は耳にしたことがあるであろう光ファイバーというものを用いた回線です。一方、ADSLはメタルケーブルを用いた回線です。情報通信サービスというのは、この回線を自宅まで引き込み、収容局(ISP)まで信号を送るというサービスですから、異なる回線を利用する場合は当然工事が必要になります。

ADSLから光回線に乗り換える場合は、まず、どの会社の光回線にするか決めた後、インターネット、または電話等で申し込みをします。申し込みをした後は、それまで契約していた業者に解約の連絡を忘れずに行うようにしましょう。

ただ、乗り換える先の光回線の会社に申し込みをしたことで、工事の申し込みも同時に行われていることになりますので、改めて工事の申し込みを行う必要はありません。工事には工事費が必要になりますが、工事費が無料になるなどのキャンペーンを行っている会社もありますので、申し込む前によく調べておくことが大切です。

また、工事の際は、基本的に立ち合いが必要になります。例外を除いて休日は工事費が3,000円ほど高くなりますので、特に一人暮らしの方や夫婦共働きの方は空いている日をしっかりと確認してから工事の申し込みをするようにしましょう。

マンションの場合は宅内工事が不要な場合も!

ADSLから光回線に乗り換える時に行う工事は、一戸建ての場合とマンションの場合で作業内容が変わってきます。

一戸建ての場合は、屋外にある電柱から自宅の中に光ファイバーを引き込みます。そして、自宅内に光コンセントとONU (光回線終端装置:契約者宅に設置される光回線の装置で、光信号を電気信号に変換する働きをする)を設置します。工事にかかる時間は40分から90分ほどです。

一方、マンションの場合は、既に光ファイバーがマンション内に引き込まれていることがあります。――というのも、予め住人が光回線を使用することを見越して、事前に回線を準備していることがあるのです。あるいは賃貸住宅の場合、前の住人が光ケーブルを撤去せずに退去していたり、マンション内の他の住人がすでにマンションタイプの回線を申し込んでいることもあります。この場合は工事が不要になったり、簡易的な工事で済むこともありますので、一度回線事業者に確認するようにしてみましょう。

工事をする場合は、基本的に一戸建ての場合もマンションの場合も工事に立ち会う必要があります。ただし、マンションの場合、条件によっては宅内工事が不要になることもありますので、事前に確認しておきましょう。

光回線への乗り換え工事費が無料になる会社もある!

光回線に乗り換える際に行う工事費用は、契約する会社によって異なります。一戸建ての場合は、18,000円から40,000円程度、マンションの場合は15,000円から40,000円程度通常かかります。

ただし、会社によっては、工事費が無料になるケースもあります。例えば、ソフトバンク提供のADSL回線を利用している人がソフトバンク光に切り替えた場合は、工事費が無料になるというキャンペーンがあります。対象のADSLは、Yahoo! BB SOHO、フレッツ・ADSL、ホワイトBBなどです。なお、その他条件があり、NTT東日本区域の場合は、ADSLを2017年11月30日までに開通している人が対象です。NTT西日本区域の場合は、2018年9月30日までにADSLを開通している必要があります。つまり一定の期間以上、ADSL回線を利用した人が対象ということです。

また、上記に当てはまらなくても多くの光回線事業者は長期間契約を継続することで工事費が無料になります。所謂「実質無料」と呼ばれるものです。実質無料とは、例えば24,000円の工事費を2年間分割で支払い、2年間毎月1,000円を割引するというものです。――もう少し分かりやすくいうと、工事費を分割払いで毎月1,000円支払うことになりますが、毎月回線利用料から1,000円割引されるため、実際払っていないと同じということです。なぜこのようなややこしいことをするのかというのは、「長期間契約を継続してもらうため」とか「工事費無料商法は政府から突かれたことがある」という様々な理由があるのですが、とにかく多くの場合、光回線は工事費無料で利用することができます。

まとめ

ADSLから光回線に乗り換える時は、まずどの会社の光回線にするか決めた後、インターネット、または電話等で申し込みをします。光回線への乗り換えの際、工事が必要になりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っている会社もありますので、事前によく調べてから申し込むことが大切です。

一戸建ての場合とマンションの場合で工事の内容が変わってきます。マンションの場合の方が、一般的に工事費も安く、作業時間も短くなります。工事の際は立ち合いが必要になりますが、マンションの場合は宅内工事の必要がない場合もあります。

光回線への乗り換えの際に工事費が無料になるものとして、例えば、Yahoo! BB SOHO、フレッツ・ADSL、ホワイトBBなどのADSLからソフトバンク光に乗り換える場合に工事費が無料になるキャンペーンがあります。また、その他にはADSLからDTI光に乗り換えた場合に工事費が無料になるキャンペーンなどもあります。ただし一定の条件を満たしている必要がありますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

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