ここ数年でADSLから光回線へ乗り換える方が増え、光回線が主流となってきております。「最大○ギガ!!」「超高速!!」という広告をよく目にするのではないでしょうか。
しかし、実際使ってみると光回線の早さを実感できないといった方は多くいらっしゃいます。
「せっかく光にしたのにネットが遅くてイライラする・・・」
「超高速を全く実感できない・・・」
こんな不満を解決するためにも、簡単にできる環境改善方法をいくつかご紹介したいと思います。
まずは、回線速度判定を行ってみてください。「ネットワーク・スピード・測定」等の検索ワードでだれでも無料診断ができます。
実際私がスピードテスト(今回利用したサイトhttp://www.musen-lan.com/speed/)を行った結果は、下り(ダウンロード)29.85 Mbps(因みに光回線の最大下り1Gbpsを利用中)でした。正直びっくりする速さです(実は最近LANケーブルを買い換えました)。
「えっ?最大1Gbpsなのに遅くないですか?」
と思った方が多くいらっしゃるでしょう。いえいえ、この数字かなり早いです。
光回線を提供している業者は「ベストエフォート型」すなわち「最大限の努力で提供します」「〇Gbpsで提供できるよう努力します」といった意味の速度提示をしているので、必ずその速度が出るわけではないということです。
ただ、ネットサーフィンや、YouTubeなどの動画を見たりするには3~5Mbps、多少重いファイルのダウンロードでも10 Mbpsの速度が出ていればストレスなく利用できます。
当サイトにご訪問いただいている方の中にも光回線なのに1Mbpsしか出ない…などという極端に遅い方もいらっしゃるかと思います。 しかし光回線で10Mbpsも出ないのは明らかにおかしいです。これは回線以外に何かしらの問題があります。
以下で問題となり得る部分を一緒にチェックしていきましょう!
せっかく超高速光回線に変更したにもかかわらず、LANケーブルや無線ルーターは以前のものをそのまま使っているという方が多いのではないでしょうか。
使えることは使えるのですが、回線に適した接続機器を利用しなければもったいない!!
多くの方が、長さや安さで適当に選んでいると思いますが、LANケーブル、無線ルーターにもさまざまな種類があり、LANケーブルを変えただけでネットワーク速度が改善したという方も少なくはありません。
それでは、LANケーブルはどうやって選べばいいのでしょうか。
LANケーブルは、カテゴリという規格で分かれており、通信速度・伝送帯域(周波数)の違いで分類されています。どのような種類があるのか、わかりやすく表にまとめてみました。
カテゴリ | CAT 5 | CAT 5e | CAT 6 | CAT 6a | CAT 7 | CAT 7e |
---|---|---|---|---|---|---|
通信速度 | 100Mbps | 1Gbps | 1Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 10Gbps |
伝送帯域 | 100MHz | 100MHz | 250MHz | 500MHz | 600MHz | 1000MHz |
今使っているLANケーブルがどの規格のものか一度確認してみてください。外袋がない場合でも、LANケーブルに小さく表記されています。
環境にあっていないカテゴリのLANケーブルを使用すると、通信速度が大幅に低下することもあります。光回線を使うのであればCAT 6以上のLANケーブルを利用することをお勧めします。
カテゴリの違い以外にも、LANケーブルは様々な種類があります。
形状 | 特徴 |
---|---|
スタンダード | LANケーブルの規格に則った一般的な丸型LANケーブル ノイズに強く長距離でも安定して利用可能 |
フラット | 平たい形状の薄型LANケーブル 壁際や隙間に合わせて這わせやすい ノイズに弱く長距離は不向き |
スリム | スタンダードの半分くらいの太さの丸型LANケーブル 壁際や隙間に合わせて這わせやすい 持ち運びはラクだが、安定性に欠ける |
単線 | 太い銅線が8芯分入っている 曲げて使うことは困難だが安定して利用可能 長距離配線に適している |
---|---|
より線 | 7本の細い銅線を8芯分寄り集めて作られている ケーブルが柔らかく 短距離配線に適している |
上記以外にもさまざまな種類があります。
利用環境により適したLANケーブルを選べるといいですね。
次に、無線(Wi-Fi)ルーターはどうやって選べばいいのでしょうか。
無線ルーターを選ぶ際に注意する点は、「使いたい範囲」「対応速度」「接続台数」この3点を抑えておけば問題ないでしょう。
「使いたい範囲」とは、簡単に言うと家の広さです。ワンルーム、3LDK、3階建対応等、接続可能な部屋の広さがあります。性能がいいものほど、速度も落ちにくくなります。ただし、家の真ん中に設置した場合を基準としているので、家の隅に設置予定の方は少し広めの家に対応している無線(Wi-Fi)ルーターを選んだほうが良いでしょう。
「対応速度」とは、先述したLANケーブルの通信速度と同様、光回線を利用するのであれば1Gbps以上対応のものを選んだほうが良いでしょう。
「接続台数」とは、実際に同時接続可能なWi-Fi機器の台数です。ご家族で利用する場合、スマホ、タブレット、ノートパソコン、デジカメ等Wi-Fiで接続して使いたい機器は様々ですよね。まずは、家の中にWi-Fi対応機器が何台あるかをチェックしてみてください。
無線(Wi-Fi)ルーターがつながりにくいと感じている方は、一度現在利用中の無線(Wi-Fi)ルーターのスペックを確認してみてください。無線(Wi-Fi)ルーター本体の側面や裏面に型番が書かれているので、ネット検索すると詳細が確認できます。
LANケーブル・無線(Wi-Fi)ルーターともに、利用環境に適したものを選ぶだけで、イライラ解消ができるかもしれません。
買い替えの際には、家電量販店に行って相談をしたり、ネットの口コミを見てみたりするのもいいかもしれませんね。
パソコンはどのようなものを使ってますでしょうか。
かなり前に購入したパソコンを使っているあなた!メンテナンスはしっかりしていますか。
古いOS、メモリの蓄積、ブラウザキャッシュ等、回線速度低下につながる原因がパソコンにあるかもしれません。
しっかりメンテナンスをしていても、最新のWEB環境にあっていない可能性もあります。
5~10年以上前に購入したものであれば、おそらく処理能力が追い付いていないでしょう。
最近では、3~5万円程度で購入できるパソコンも増えてきていますので、メモリの増設、OS更新をするよりも安く新品のものに変更できる場合もあります。
一度、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
周辺環境を整えたら再度、回線速度判定を行ってみてください。
周辺環境を整えたにも関わらず、下り(ダウンロード)1 Mbps以下の数字が出た方は一度、契約回線会社、契約プロバイダ会社に問い合わせをしてみるのもいいかもしれません。
ほんの一例ですが、「プロバイダを変更したらネットが早くなった」「回線に障害が出ていた」「モデムを変更してもらったら改善した」というような場合もあります。
問い合わせの際は、モデムやパソコンを操作できる環境から電話をかけると、スムーズにいきます。
ネットの速度は改善されましたか。
少しの手間で、イライラ解消ができるのであれば、試してみようと思いませんか。
今回紹介させていただいたのは、初心者でも簡単にできる方法ですので、是非、試してみてください。
全く解消されないといった方は、回線の乗り換えもご検討ください。
それでは、快適サクサクなネットライフをお楽しみください。
当サイトから光回線をお申し込みのお客様に適用されるプレゼントキャンペーンの商品は、iPadやREGZA、AQUOSなどの人気商品を始め、Nintendo Switch・PS4・PS VITA・PSP・PlayStation VRなどのゲーム機、タブレットやノートPCなどパソコン、液晶テレビ、一人暮らしに最適な炊飯器・冷蔵庫・洗濯機など、お客様のお申込み方に合わせてたくさん用意しております。
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