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このコラムを読んでいただいているということは、皆様なにかしらのネット環境を整えていらっしゃるはずですが、コンピュータウイルス等の外的脅威からご自身のパソコンを守るセキュリティは万全ですか? 今やパソコンで買い物から旅の宿の予約、公共手続きまでこなせるようになり、私達の生活に密接に絡んだ必需品になってきています。 それにあたり、名前や電話や住所はもちろん、カード番号まで入力した情報として残ってしまうというリスクもあります。 そのリスクを背負ったパソコンがネットを通じて外部と繋がっているわけですから、これにセキュリティ対策をしていないというのは非常に危険です。 それらの情報を欲する悪意ある第三者からしてみれば、鍵のかかっていない金庫と同義なのです。 もっと平たく例えるなら、溢れんばかりの金銀財宝が詰まった宝箱が町中に放置されていたらどうですか?私なら金貨の4~5枚は拝借してしまいそうです。 もちろん、そうでない心清らかな方も大勢いらっしゃると思いますが、残念なことに鍵がかかっていたとしても侵入しようとしてくる不届き者が存在していることも確かなので、いずれにせよその対策は必須といえます。 そこで、今回は非常にやっかいなウイルスと、その対策についてご案内していきます!!
一口にウイルスと言っても、いろんな種類があり、その種類によって被害も違ってきます。 まず、先程から挙げているウイルスですが、正確にはコンピュータウイルスです。 そして、そのウイルス自体は悪意ある不正プログラムを指す一部であり、それらを統括して“マルウェア”といいます。 Malicious Software ( 悪意のあるソフトウェア )ということなのですが、一般認識としてウイルス=悪さをする不正プログラム となっていますが、ウイルスの対策や対処について調べたら、大抵出てくるワードなので覚えておいて損はないと思います。 そして、そのマルウェアには大きく分けて6つの種類があります。
1 ウイルス
2 ワーム
3 トロイの木馬
4 ボット
5 スパイウェア
6 ロジックボム
1~4までは耳にしたことがある方も多いかもしれません。 ただ、それぞれの特性をご存知無い方は多いのでは? 次は1~6までのマルウェアを簡単ながら解説していきます。
上で紹介した6つのマルウェアですが、それぞれに特性があり、場合によってはパソコンを動作不能状態にまで陥れてしまうモノまであります。 そこで、1~6までの特性をご案内いたします。
1 ウイルス
パソコンの中のプログラムやファイルを、勝手に書き換えたり破壊したりする、悪意のある不正プログラムのことです。
空き巣と同じです。
2 ワーム
ウイルスに自己増殖機能がついたものです。
増殖した分身を各方面にバラ撒き、拡散していきます。
分身の術をつかえる空き巣なんて想像もしたくないですね。
3 トロイの木馬
気づかれないようパソコンに侵入し、外部からの不正アクセス・不正遠隔操作を可能にするプログラムです。
これに感染してしまうと、外部から遠隔操作されてしまうので「電源を入れる」といった物理的操作以外は、何でも可能になってしまいます。
銭形警部に変装し、現場をかき乱すルパン三世みたいな奴です。
ルパンはかっこいいですが、実際にやられると非常に迷惑ですね。
4 ボット
これの特性は 2・ワーム と3・トロイの木馬 を組み合わせたものです。
感染力は○百万台にものぼります。
分身するルパン・・・その脅威はいかほどのものか
5 スパイウェア
読んで字の如く、スパイです。
パソコン上の行動や、データ化して保存してある情報をネット経由で外部に漏らすプログラムです。
盗聴器や盗撮ビデオだと思ってください。
6 ロジックボム
このプログラムの作成者が設定した条件を満たすと、破壊活動をはじめるプログラムです。
1・ウイルスのように拡散はしませんが、自信のプログラムも含め、パソコン内全てのデータが破壊対象のため、起動してしまうと動作不能になります。
条件を満たすまでは息を潜めてじっとしているのが特徴。
家の見えないところに時限爆弾を仕掛けられたようなものです。
簡単ながら、ここまでが1~6の特徴です。 ご自宅のパソコンをマルウェアから守るには、いろんな対策が必要です。 んが!しかし!! それぞれの感染経路も被害内容も異なる上に、対策が講じられるハジから新しいマルウェアが生まれ、また新しい対策が講じられ新マルウェアが生まれ・・・イタチごっこの状態が続いているため、すべてを実行するのは現実的に難しいのが実情です・・・。
とは言え、そこで諦めてノーガード戦法をとってしまうと、本当に取り返しのつかないことになってしまいかねないので、何らかの対策は必須です。 そこで、それぞれに共通の対策をご案内いたします。
基本的に、マルウェアというのは感染経路があります。 それはメールだったり、ネットのホームページだったり、USBメモリやCD-Rといった物理媒体だったり様々です。 例えば、心当たりのない不信な差出人からのメールは開かない とか いかがわしいサイトばかり閲覧しない とか 出所不明の情報媒体はパソコンに取り込まない とか 〇〇をしない対策もあるにはありますが、不十分な上に不可能です。 そこで多いに役立つのが セキュリティソフト です。 ノートンやマカフィー、ウイルスバスターって聞いたことがありませんか? いわゆる ウイルス対策ソフト ってやつでございます。 そのソフトは上の3点だけではなく、かなりの数があります。 最近では回線とセットで提供しているモノもあるので、要チェック!! このソフト達は、自動で怪しいプログラムを検出し退治してくれますし、怪しいメール等を個別で調べることもできます。 皆様のパソコンは、要人と同じなので、それにボディーガートをつけてあげよう といった発想です。 もちろん、上に綴ったように、マルウェアが進化を続ける以上100%守り切れるという保証はないですが、それと同じ様にセキュリティソフトも進化していますので、定期的にアップデートをして使ってあげれば、これより頼もしい味方はいないでしょう。 これらをインストールしてパソコンを保護することが、ウイルス対策の第一歩であり、最重要項目といえます。
長くなりましたが、便利な環境を脅かす脅威については、まだまだ書ききれない程あります。 ここまでご案内したのは、ほんの序の口です。 もちろん、その対策だって書ききれないほどあります。 セキュリティソフトにも、発行元によって特色はありますし、お値段もまちまち 高ければいいってモノではないですが、安くてもいいってことでもない。 非常に悩ましいところではありますが、上に挙げたように、最近では回線とセットで提供しているセキュリティもちらほらみられます。 例えば、弊社でご案内可能な U-Next光 には S(サービス)パック というセキュリティオプションもあります。 ちょっと営業っぽくなってしまいましたが、知識がないと対策のしようもないと思いますので、営業に乗せられてでも、ウイルス対策のセキュリティを導入した方がいい と私は思います。 長くなりましたが、興味をお持ちの方は、是非ご相談くださいませ。 専門知識を備えたスタッフがご対応いたします!!
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