光回線につないだルーターから無線LANを飛ばし、通信をするいわゆるWi-Fiを使ったインターネット通信は携帯電話の通信量の削減や通信が安定するというメリットがあります。しかし、正しい知識を持って無線LANを利用していないと、本来の通信の力を引き出せないこともあります。
現にSNSなどでは、「光回線なのに通信が遅い」という口コミが多数投稿されています。実はこういった投稿をしている人たちの大半は、Wi-Fiに関する正しい知識を持っていないだけかもしれません。
今回は、そんなWi-Fiを快適に利用するために必要な「チャンネル」についてご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
Wi-Fiのチャンネルとは、通信に利用する電波の周波数を指定するためのものです。例えばテレビだと、リモコンでチャンネルを切り替えると受信するテレビ番組が変更されますよね? これと同じくWi-Fiにも周波数があるのです。
Wi-Fiにおける通信では、チャンネルを切り替えたからといって、閲覧することができるインターネットが変わるわけではありませんが、ある周波数帯では、特定の家電や近隣住民が利用しているWi-Fiの周波数から電波干渉を受ける可能性があります。
電波干渉を受けると、通信が不安定になったり、通信に時間がかかって体感速度が遅くなったりするのです。このため、電化製品や近隣住民や施設が飛ばしているWi-Fiに干渉されないようなチャンネルを設定することで、より快適な通信を行うことができる可能性があるのです。
最近は便利なアプリケーションが数多くリリースされているため、電波干渉が起こっていないかどうかを簡単に確認することができます。
Windowsの場合はMicrosoftが提供しているWi-Fi Analyzerというアプリを使うことで簡単に診断することができます。有料のものもありますが、家庭で利用する分であれば無料版のもので十分活用することができるでしょう。
Macには、「ワイヤレス診断」という機能がデフォルトで搭載されています。利用の方法は、以下の通り。
これだけです。
スマートフォンで見る場合には、AndroidであればWindowsと同じくWi-Fi Analyzerを利用することができます。iPhoneやiPadなど、iOSでは該当のアプリは存在しないようなので、PCがない場合はアンドロイドのスマートフォンを持っている人に協力を仰ぐなどの必要があります。
上記の方法で現在利用中のチャンネルが電波干渉を起こしていた場合は、以下の方法でチャンネルを切り替えることをおすすめします。
Wi-FiのアクセスポイントのIPアドレスをブラウザで入力し、管理画面にログインして設定を行います。
Wi-FiアクセスポイントのIPアドレスというのは、例えば「192.168.11.1」という数字の列です。説明書がある場合は説明書に記載されているでしょうし、もし説明書を捨ててしまった場合でもルーターのメーカーに問い合わせることでアクセスポイントを教えてもらうことができるでしょう。
参考までに、BUFFALO製品の場合は、以下のページにアクセスポイントが記載されています。
工場出荷時に設定(初期設定)されているIPアドレス(Wi-Fiルーター/Wi-Fi中継機/有線ルーター)
ログインしてからの設定方法に関しては、ルーターのメーカーによって異なるため、詳細がわからなければメーカーに問い合わせてみましょう。
スマートフォンの場合は、ルーターのメーカーの公式アプリをインストールすることで設定を行うことが可能です。こちらもメーカーごとに設定の手順が異なるため、不明点があればメーカーに問い合わせてみましょう。
Wi-Fiのチャンネルを変更しても通信速度が改善しない場合は、別な原因で通信速度が低下している可能性があります。光回線に接続しているのに、通信速度が30Mbpsも出ない…。というのであれば、他の原因を探してみましょう。
30Mbpsも出ていれば普通にインターネットを利用する分に困ることはありませんが、もしさらなる速さを求めるのであれば、光回線の乗り換えも手段の一つかもしれません。
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