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光回線といえば、フレッツ光をイメージする方が多いのではないでしょうか?

最近では、スマホユーザーの増加に伴うWifiを契約する人も増えてきていますが、それでもフレッツ光の契約者数は圧倒的なシェアを誇ります。

 

フレッツ光を提供するNTTのシェアは、2017年3月末時点で68.4%を占めており、高速回線の登場によってやや減少傾向にあるものの、光コラボと呼ばれる新しいプランを導入することで、確固たる人気を保っています。

 

一方で、多様な契約方法が出現したことによって、「どれが一番オトクなのか分からない!!」「携帯会社の人に光コラボを勧められたけどよく分からない」といった声も耳にする機会が多くなったように感じます。

 

それもそのはず、光コラボの事業者は500社以上あると言われておりますので、そんな数を比べていたら日が暮れてしまいます!

 

この記事では、そんなフレッツ光の契約方法についてわかりやすく解説して、多数ある契約方法の中から一番オトクに契約する方法をご紹介しています。

「通信量を安くしたい」「光回線を使いたい」と考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

 

 

フレッツ光とは?

 

フレッツ光とは、NTT西日本/東日本が提供する光ファイバー回線を使用した高速通信サービスのことです。

従来の電話回線(ADSL)を使用した通信に比べると、およそ20倍の通信速度を誇り、安定性も抜群の通信手段として2003年頃から急速に普及してきました。

NetFlixを始めとする高画質動画再生を実現可能にしたのも、このフレッツ光の普及によるものです。

 

先程も少し触れましたが、従来型の契約方法であれば、フレッツ光のような回線業者と、プロバイダと呼ばれる接続業者の2社と契約するしか方法がなかったのですが、2015年の2月からNTT東日本が光コラボレーションモデルを解禁したことによって、多様な契約方法が出現しました。以下では光コラボレーション(通称光コラボ)について詳しく解説していきます!

 

 

光コラボとは?

 

光コラボとは、NTT東日本/西日本が自社の持つフレッツ光回線を他社へ貸し出しして、回線を借りた他社が自社ブランドとして光回線サービスを我々消費者へ提供するサービスの総称を指します。eo光やドコモ光のようなものが有名で、通常「○○光」と名前がつくことが多いです。

 

このような光コラボでは、各社独自の特典をつけており、例えばドコモ光では携帯電話とセットで契約することでお得な割引を受けることができたりします。

前述した通り、500社以上もの光コラボ事業者があると言われているため、ここでは全てを紹介しませんが、以下のようなサービスがあります。

 

  サービス名 企業名 特典
携帯キャリア ドコモ光 NTTドコモ ドコモとセットで契約することで、毎月の携帯代が500円~3000円安くなる
ソフトバンク光 ソフトバンク ソフトバンクやワイモバイルの携帯を使っている人は500円~2000円の割引を受けられる
プロバイダ So-net光 ソニーネットワークコミュニケーションズ auの携帯を使っている人は、500円~2000円の割引を受けられる。
ビッグローブ光 ビッグローブ 携帯にBIGLOBE SIMを使っていれば300円ほど割引が受けられる
eo光 ケイ・オプティコム eo電気を契約すると毎月500円ほど割引を受けることができる
Nifty光 ニフティ 格安SIM「Nifmo」と合わせて契約すると毎月200円割引が受けることができる
OCN光 NTTコミュニケーションズ 「OCN モバイルONE」と合わせて契約すると毎月200円ほどの割引
U-NEXT光 U-NEXT 「U-mobile」を契約していると契約回線数に応じて割引が受けられる
インフラ系 日本海ガス光 日本海ガス ガス料金の割引を受けることができる
ミツウロコ光 ミツウロコ 同社が提供するミツウロコでんきを合わせて契約すると割引を受けることができる
不動産系 スマートハイム光 積水化学工業 スマートハイムを新築する場合に割引を受けることができます。
ヘーベル光 旭化成ホームズ ヘーベルハウスに住んでいる方は、鍵の紛失や水回りのトラブルがあった場合に割引を受けることができます。
その他 USEN光 USEN 家庭用USENの月額利用料が1000円割引になります。
TSUTAYA光 TSUTAYA TSUTAYAオンラインストアで使えるポイントが毎月1.000円分もらうことができます。
楽天コミュニケーションズ光 楽天コミュニケーションズ 楽天スーパーポイントを毎月200円分もらうことができます。

 

上記のように、光コラボでは一人ひとりのライフスタイルに合わせてお得な割引を受けることができます。

しかし、なぜNTT東日本/西日本はこのようにややこしい契約方法にしたのでしょうか?以下では、その理由を解説していきたいと思います。

 

 

光コラボが成長している理由

 

通信手段は、現代社会において水道や電気ガスと同じく我々の生活にとって無くてはならない必需品になりつつありますよね。

情報化社会が進んで光回線が必需品になればなるほど、光コラボはメリットが生まれてきます。

江戸時代から三方良しという「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」という言葉が江戸時代から存在しますが、この光コラボはまさに三方良しなんです。

 

NTTは、事業者に貸し出すだけで良いので、人件費を抑えることができます。

光コラボ事業者は、割引することで、利用者を囲い込むことができます。

最後に言うまでもないかもしれませんが、我々利用者はこれまで割引なしで契約していた回線を月に1,000円程度の割引を受けることができるため嬉しいですよね。

 

実際に、光コラボの契約者数は開始2年間で500万回線を記録しており、これは1日に約6850件ペースで契約している計算になります。驚異的な数値ですね。

 

 

 

 

フレッツ光をお得に契約するには?

 

フレッツ光の回線をお得に契約するためには、光コラボを利用するのが最も良いでしょう。

得に携帯の割引が受けられる光コラボが最もわかりやすいのではないでしょうか。

 

また、上記の割引以外にも契約する窓口によってキャッシュバックをもらえたり、プレゼントがもらえたりと、窓口によっても特典が異なってきますので、以下ではお得に契約できる窓口の紹介もしていきたいと思います!

 

 

割引率が高いのは、携帯キャリア

 

先程も少し紹介しましたが、TSUTAYA光や楽天コミュニケーションズ光はTSUTAYAや楽天を利用していない方はメリットがありませんし、割引率もそこまで高くないです。

教えてインターネットをご覧いただいている方々でも多くの人が当てはまるのが携帯電話料金の割引が受けられるサービスではないでしょうか。

 

頻繁に携帯キャリアを乗り換えることもないでしょうし、割引率が高くキャッシュバックも高額であるため、実際に利用者が多いのも携帯キャリアの光コラボです。

 

 

ソフトバンクユーザーならソフトバンク光

ソフトバンクを使用している方はプランに応じて最大2,000円の割引が受けることができるソフトバンク光がおすすめです。

ソフトバンク光は1番人気の回線で、以下の代理店から申し込むと総額54,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。

ワイモバイルユーザーも、ソフトバンク光による割引を受けることが可能です。

 

 

auユーザーは3社から選択することが可能

 

auはKDDIというフレッツの競合であり、au光という独自回線を所有していますが、割引を受けることも可能です。auとのセット割引が受けられる光コラボは代表的なものに以下の3社があります。

  1. So-net光(プロバイダーが安定している)
  2. @nifty光(月額料金が安い)
  3. ビッグローブ光(キャッシュバックが多い)

 

少しくらい高くても安定した回線を使いたい方はSo-net光がおすすめです。

それぞれの料金は以下の通りです。

 

月額料金 /戸建て 月額料金 /マンション 割引 キャッシュバック
So-net ¥4,500 ¥3,400 ¥1.410 ¥20,000
@nifty ¥4,500 ¥3,400 ¥1,200 ¥20,100
ビッグローブ光 ¥4,980 ¥3,980 ¥2,000 ¥25,000

 

 

 

ドコモユーザーは要注意

 

ドコモユーザーはドコモ光で割引を受けることができるのですが、他の光回線よりも料金体系が複雑で、しっかり内容を把握してから契約しないと痛い目を見ることにもなりますので、注意しましょう。

 

ドコモの割引を受けることができるのは、主回線の携帯電話のみになるので、特に一人暮らしをしている方で、家族の名義で携帯を契約している方は自分の家に回線を引いても「お父さんの携帯代しか安くならない」なんてことも考えられます。

 

このあたりのことは少し複雑なので、別の記事で解説していこうと思います。

 

 

 

 

格安スマホや格安SIMを使っている人

 

DMMモバイルやIIJmioのような格安スマホ・SIMを契約している人も各社の光コラボが存在するため割引を受けることができます。

各社の料金は下記の通りです!

 

光コラボ 月額料金 /戸建て 月額料金 /マンション 割引額 / 月
U-mobile U-NEXT光 ¥4,980 ¥3,910 ¥1,160
BIGLOBE SIM ビッグローブ光 ¥5,180 ¥4,080 ¥300
IIJmio IIJmio光 ¥4,960 ¥3,960 ¥600
OCNモバイルONE OCN光 ¥5,100 ¥3,600 ¥200
DMM mobile DMM光 ¥4,960 ¥3,780 ¥500
NifMo @nifty光 ¥5,200 ¥3,980 ¥200
DTI SIM DTI光 ¥4,800 ¥3,600 ¥150

 

 

 

 

 

利益率が高い窓口で契約しよう

 

インターネットの契約の窓口は主に以下のようなところがあります。

 

・インターネット代理店

・家電量販店

・携帯ショップなど

・公式サイト

 

結論から申し上げると、インターネットの代理店で契約するのがおすすめです。

理由は、手間がかからずキャッシュバックの金額が大きいからですが、以下ではひとつずつメリット・デメリットをチェックしていきましょう!

 

 

インターネットの代理店

 

インターネットの代理店では、家電量販店などに比べて人件費もそれほどかかりませんし、キャッシュバック金額としてユーザーに還元してもらうことができます。

また、代理店では多くのプランを取り扱っていますので、あなたにあった最適な契約が見つけることが可能です。

ただし、一方で悪質な業者もいることは確かであるため、注意が必要です。

 

例えば以下のような業者には注意です。

 

・キャッシュバックの金額が高すぎる

・公式サイトに細かい文字や曖昧な表現が多い

・料金についてわかりにくい記載が多い

 

上記のような特徴の業者は、キャッシュバックによってお得感を煽ったり、料金をわかりにくく記載したりすることで、思考停止させて無理やり契約させようとしている場合が多いです。

 

また、高額なキャッシュバックであるほど、受け取りのための条件は複雑を極めます。キャッシュバック受け取りの条件についても詳しく調べておいたほうが確実です。

 

 

 

携帯ショップ

 

皆さんも一度は訪れたことがあるであろう携帯ショップは、とにかく待たされるストレスがあります。さらに、各店舗ともに結構な数の人員を配置しておりますので、それほど人件費も嵩むためか、キャッシュバックの金額は少ないこともデメリットとしてあげられます。

 

 

家電量販店

 

家電量販店では、特に週末になるとキャンペーンをしていることがあるため、お得に契約する方法の一つとして良い方法だと思います。

ただし、店舗のスタッフによって知識が乏しいため、最適なプランで契約できなかったり、日によってはキャンペーンを行っていなかったりします。

また、多くの場合はキャッシュではなく商品券として返ってくるため、どうせならどこでも使える現金でもらえたほうがいいですよね。

 

 

公式サイト

 

公式サイトでは、変なオプションをつけられたりすることはほとんどなく、あまり知識のない方が契約する窓口としては最も安全であるといえますが、キャッシュバックの金額が少ないです。

そのため、最もお得に契約するためには、しっかりと自分が契約したい内容を決めて、不要なオプションをつけられないように調べてからインターネットの代理店で契約するのが最善だと思います。

 

 

コラボ光を申し込むのにおすすめの代理店

 

1位

2位

3位

 

 

フレッツ光契約前に注意しておきたいこと

 

以下では、フレッツ光を契約する前に注意しておきたいことを厳選してご紹介していきます。

 

 

 

速度はNURO光のほうが速い

 

光回線なら速度は全て同じと考えている方もいらっしゃいますが、そうとも言い切れません。

光コラボなどの影響で利用者の多いフレッツ光は、回線が混雑しやすいため安定して高速の通信を利用できるかと言われると、KDDIの回線であるau光や最速と言われるNURO光ほどスピードが出ないようです。

Youtubeで動画を視聴したり、インターネットで調べものをしたりする程度であれば困ることはあまりないと思いますが、NetFlixのようなVODサービスで高画質の動画を楽しみたいという方や、オンラインゲームを楽しみたいという方にとってはNUROやau光のほうがストレスなく楽しめるかもしれません。

 

 

実際の通信速度は最大通信速度の10分の1程度

 

フレッツ光の最大通信速度は概ね1Gbpsと記載されていますが、これはあくまで理論上の最大通信速度であるため、実際に使用してみるとだいたい10分の1程度の速度しか出ないと考えておきましょう。

特にご家族で同時に使用される場合はそれだけ通信量も多く必要であるため、一人あたり10Mbpsもあれば十分だと考えられますが、想定される使用量が多い場合は余裕を持っておきましょう。

フレッツ光の契約タイプ一覧は以下の通りです。

 

 

 

プラン名称 最大通信速度 料金
フレッツ光ライト ファミリータイプ 100Mbps 3200円~6900円
フレッツ光ライト プラス 100Mbps 4200円~6600円
フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ 1Gbps 5100円
フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ 1Gbps 3450円~

 

 

 

解約する場合も考えておこう

 

インターネットの契約には、携帯電話と同様に契約期間の縛りが設けられていることが多いです。

解約できる月以外に解約を希望する場合は、10,000円程度の違約金とともに工事費の支払いが発生することがあります。

 

 

フレッツ光の違約金について

解約月以外の解約には違約金が発生しますが、最近では乗り換えを行う場合に事業者が違約金を負担してくるケースが多いです。

「インターネットは今後一切使わない」という方は支払う必要がありますが、通常の場合はそれほど気にしなくても良いかもしれませんね。

 

 

 

 

工事費の支払いについて

携帯電話の機種代のようなイメージで、2年~3年の契約を続けることを条件に工事費が無料になることがあります。

フレッツ光の場合は一般的な場合は15000円を30回の分割払いにしておりますので、例えば15ヶ月目で解約してしまうと、7500円を支払う必要がでてきます。

この金額に関しては違約金のように乗り換え先の事業者が負担してくれることはないので、注意が必要です。

 

 

 

フレッツ光に関するまとめ

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