光回線を契約している家から引っ越しをする場合には、現在利用中の光回線を解約するか、移転手続きを行う必要があります。これは、引っ越し先で新たに回線開通工事が必要であったり、解約時に回線を撤去したりする必要があるからですが、光回線とセットで契約をする必要があるプロバイダーについてはどうなのでしょうか?
今回は、引っ越しで光回線を撤去あるいは移転する必要がある場合に、プロバイダーとの契約をどのようにするべきなのかということについて解説していきたいと思います。
光回線の契約の中には、プロバイダーとセットで契約するものもあります。具体的には、光コラボやNURO光などは、回線契約時にプロバイダーを選択することができないので、セット契約をすることになります。
一方、フレッツ光を契約している場合は、プロバイダーと光回線は別々の契約となるため、請求書も別々に来ているはずです。
多くの光コラボやauひかり、NURO光のような回線では、プロバイダーと光回線はセットで契約するシステムになっています。このため、回線を解約するとプロバイダーとの契約も自動で切れることになります。解約手数料などに関しても、回線事業者が一括して請求するシステムになっていますので、プロバイダーについては特に心配する必要はありません。
<h3>プロバイダーと光回線を別々で契約している場合</h3>
プロバイダーと光回線を別々で契約している場合は、引っ越しや解約のタイミングでそれぞれの事業者に連絡をする必要があります。例えば、回線をフレッツ光、プロバイダーをOCNで利用している場合、フレッツ光の運営事業者であるNTT東西と、OCNの運営事業者であるNTTコミュニケーション両方に連絡をする必要があるのです。
この場合、解約手数料などについてもそれぞれの契約に依存しますので、例えば光回線では解約手数料は発生しないが、プロバイダーで解約手数料が発生するということもあります。
<h2>プロバイダーだけ継続利用することはできるの?</h2>
光回線は、光ケーブルという線を宅内に引き込み、それを利用するために月額料金が必要になります。このため、引っ越し先でもインターネットを利用したい場合には、新たに宅内に光ケーブルを引き込む必要があるのです。
一方プロバイダーは何をしているかというと、皆さんの宅内に引き込まれている光ケーブルの先——つまりインターネットの入り口のような役割を持っているのです。つまり、プロバイダーにとっては、皆さんがどこに住んでいようが物理的な不都合は発生しません。IPアドレスというインターネット上の住所さえ分かれば、サービスを提供することができるのです。
このため、例えば西日本から東日本に引っ越しをする場合でも、プロバイダーだけ継続して、NTT東日本の提供するフレッツ光からNTT西日本が提供するフレッツ光に乗り換える場合でもプロバイダーを継続利用することは可能です。——もちろん、皆さんが引っ越しをすればIPアドレスが変更されるので、移転の手続きは必要になりますが、わざわざプロバイダーを解約する必要はないのです。
<h2>引っ越し先で利用する回線の種類には注意しよう</h2>
プロバイダーを解約する必要はないとは言っても、引っ越し先でそのプロバイダーが対応していない光回線を契約すると、契約が無駄になってしまうので注意が必要です。
例えば、フレッツ光を利用している人が引っ越し先でソフトバンク光に乗り換えるような場合を考えてみましょう。ソフトバンク光は光回線とプロバイダーがセットになったプランですから、プロバイダーはYahoo!BBしか利用することができません。このため、引っ越しした後もOCNを利用し続けたい場合はフレッツ光を選択するか、一旦両方とも解約して、OCN光というフレッツ光とOCNがセットになった光コラボに乗り換える必要があるのです。
最近の光回線は、ほとんどがプロバイダーとセットになっています。フレッツ光の次に有名なNURO光やauひかりに関しても光回線とプロバイダーが一体型になっているプランが多いです。
このため、引っ越し先で利用する回線が一体型なのか、そうでないのかということには注意した上で手続きを進めることをおすすめします。
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