光回線でWi-Fiを利用するには2つの方法があり、自分で無線LANルーターを購入するか、レンタルルーターを利用するかのいずれかになります。
無線LANルーターのレンタルには、NTTなどの光回線事業者か、インターネット接続業者のプロバイダと月額制のレンタル契約を結びます。結論から言うと、無線LANルーターは自分で購入するのがおすすめです。レンタルルーターと市販のルーターを費用や性能、利用にあたってのリスクの面から比較・検討してみました。
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無線LANルーターのレンタル料は、市販のルーターの価格より高めに設定されている場合があります。例えば、ドコモ光の無線LANルーターのレンタルは東日本エリアでは月額300円です。ちなみに、最大速度が1Gbpsの光回線対応機種でも、1Gbps未満の回線用の機種でもレンタル料は変わりません。
1GbpsのWi-Fi速度に対応した無線LANルーターはおおむね6,500円から1万円前後の範囲になり、ドコモ光のルーターレンタルでいえば2年弱から3年弱の期間のレンタル料に相当します。一方、Wi-Fi速度が1Gbps未満のルーターは性能が低いため3,000円未満から5,000円前後と格安です。1Gpbs以下の回線契約者では、レンタル期間が10か月から1年半を超えるとルーターの価格よりも高くつくことになります。
無線LANルーターを回線業者かプロバイダのいずれかから借りるにせよ、最新機種をレンタルできるとは限りません。契約者の大半は自分で無線LANルーターを用意するため、レンタル業者が取扱う機種は限られ、レンタル利用者には機種の選択肢がほとんどないのです。たとえ現行品のルーターを借りられたとしても最低スペックのレベルのものになります。
最低スペックのルーターでは家の広さや家族の人数によっては対応しきれないことがあり、快適なWi-Fi環境が欲しいなら自宅の間取りや利用人数に応じたルーターを選ぶべきです。
通常の使用範囲であればルーターは5年間使えるため、最高速度が1Gpbsの光回線を契約している方はもちろん、1Gpbs以下の契約回線であればなおのことルーターを購入するほうをおすすめします。例えば、2018年8月発売の人気の無線LANルーター、WSR-2533DHPLの実売価格は8,000円もしません。仮にこの機種を5年間使い続けることを前提にすると、レンタル料金に直せば月額133円以下です。光回線大手のドコモ光の安価なレンタルルーターでも月額300円はするため、自分でルーターを購入するのが一番安く済みます。
レンタルルーターの場合、利用者の過失や災害などの事象によりルーターを故障・破損させてしまうと、レンタル元から損害賠償を請求される恐れがあります。
ただでさえ購入するより割高な料金設定なのに、損害賠償を負わされるリスクやトラブルを抱える可能性のある不利なレンタル契約を結ばなくてもよいのではないでしょうか。
無線LANルーターは費用や性能、リスクの全ての面から見て、レンタルするより購入するほうがはるかによいでしょう。
ルーターのレンタルがお得になるのは、短期間だけ自宅にWi-Fi環境を用意したい場合に限ります。それでも家が広かったり間取りが複雑だったりすると、レンタルルーターではインターネットが満足に利用できない可能性もあります。
自分ひとりで無線LANルーターを用意するのはちょっと敷居が高いと感じるかもしれません。しかし、同時利用台数や自宅の間取り、契約回線の速度さえ押さえておけば、おのずと適した無線LANルーターが見つかります。
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