自宅にインターネット回線を引いて利用している方は多いのではないでしょうか。しかし、ある日突然今まで普通に使用してきたインターネットに突然接続できなくなる場合があります。
このインターネットにつながらなくなった時には、原因を見つけてそれを解消しないと、再びつながるようになりません。
もっとも、インターネットに接続できないという時は、物理的な原因があると思って、その解決策を見つけていくのがおすすめです。また、インターネット回線の仕組みさえ理解すれば、簡単につながらなくなった問題を見つけ出すことができるかもしれません。
今回は、インターネットにつながらなくなった時の原因と対処方法についてみていきましょう。
この記事の目次
多くの家庭では、光回線を利用してインターネット通信を行っているのではないでしょうか。この光回線を利用したインターネットは、以下の経路をたどって接続されています。
パソコン⇒（ルーター）⇒ONU⇒回線⇒収容局⇒プロバイダ⇒アクセスしたいページ
このような経路になっているため、この経路のどれかが欠けるだけでインターネットに接続できなくなってしまうのです。
まず、突然インターネットにつながらなくなった場合、他の機器で接続ができるかどうかを確認してみましょう。
たとえば、パソコンでインターネットを利用していた場合、他のパソコンで使用してインターネットがつながるかどうかみるのです。無線LANルーターを設置している場合は、スマホでWi-Fiの電波をキャッチしているかどうか確認するのが早いでしょう。
確認してみて、パソコンだけといった特定のデバイスだけが接続できない場合、デバイス側に問題があるのでは、と推測できます。
他のデバイスでインターネットにつながるかどうか確認し、たとえば自分のパソコンだけといった特定のデバイスでつながらない場合は、以下の確認事項に沿って確認してみましょう。
以上の点を確認しても、まだつながらない場合は、他に原因があります。
つぎに確認をおこなうのは、閲覧しているサイトに問題があるかどうかです。
パソコンやスマホでウェブサイトを閲覧している時に、突然アクセスできなくなった場合、他のサイトにはアクセスできるかどうか確認してみましょう。
他のサイトにはアクセスできるけれども、特定のページだけアクセスできないといった場合、はサイト側に異常があると推測できます。
さらに、Wi-Fiを切って携帯電話などのスマホでアクセスしてみましょう。3Gなどのモバイル通信回線を使った場合でもページが表示されない場合は、サイト側に異常がある可能性が高いといえます。いわゆるサーバーが落ちているという場合です。
他にも、不正なアクセスと見なされた場合には、サイト側でアクセスを規制することがあります。こうした規制により閲覧できない場合が考えられるのです。こういった規制などによって見れない場合は、HTTPエラーというものが表示されることになります。
サイト側にもパソコンにも異常がない場合、ルーターやモデムに異常がある可能性があります。以下の点について確認してみましょう。
ルーターの内部に熱がこもり、インターネット接続ができない場合があります。この時は、ルーターの電源を一旦切り、また入れるというルーターの再起動で接続する場合があるのです。
これらの点を確認してもなお、インターネットに接続することができない場合は光回線やプロバイダに異常がある可能性が高いと推測することができます。以下の点について確認してみましょう。
料金の滞納などは、プロバイダに問い合わせる必要があります。その他気になる点があれば、問い合わせて確認してみることがおすすめです。
インターネットに接続できなくなった場合、さまざまな原因が考えられます。自宅のインターネット回線の不具合が原因ではない場合も多々ありますし、ケーブルの接続がゆるんでいたなどといったちょっとした不具合が原因の場合もあるのです。突然つながらなくなるため、かなり焦ってしまうかもしれません。しかし、落ち着いてひとつずつ原因を確認し、つながらない原因を特定するようにしましょう。こうすることで、接続できなくなった不具合を解消することが可能になるのです。
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