「高くない!!」というフレーズで同じみの現在放送されているNTT東日本のフレッツ光のCMですが、一部の方しかご利用できないのですが、実はそれより安くフレッツ光をご利用いただけるサービスがあるのってご存知でしたか?もちろん、フレッツ光ライトのことではありませんよ!もし、気になる方は是非、この記事をチェックしてください。
この記事の目次
まず、定額プランのフレッツ光ネクストの月額利用料を思い返したいと思います。冒頭でご紹介したNTT東日本のCMはこちらですね。
ADSLと比較して割高感のあったフレッツ光も、だいぶお手頃な値段で利用できるようになりました。細かい料金の詳細は、NTT東日本の料金表、NTT西日本の料金表をご覧いただきたいのですが、NTT東日本とNTT西日本の最安値ラインの料金は以下のようになっています。
地域 | 対応サービス | 初年度実質月額料金 |
---|---|---|
東日本エリア | フレッツ光ネクスト マンションタイプ全般 | 2,667円 |
西日本エリア | フレッツ光ネクスト マンションタイプ LAN方式 プラン2(16世帯以上) | 2,363円 |
プロバイダ抜きの利用料ですが、東も西も2000円代中盤といった価格帯になっています。ホントにこれより安い料金で利用できるなんてあるんでしょうか?
ふっと、思い浮かぶのが「フレッツ光ライト」だと思います。安いマンションタイプのフレッツ光ライトの東西の料金は以下のようになっています。なお、以下とくに注釈がない限りは料金はすべて税込です。
地域 | 初年度実質月額料金 |
---|---|
東日本エリア | 1,995円~4,410円 |
西日本エリア | 2,310円~4,620円 |
これなら確かに最低料金が、
となっており安いは安いですが、使えないんだから意味ないですよね。あくまで、フレッツ光ライトは二段階方式での利用にメリットがある場合にうれしいサービスです。
だいぶ、ひっぱりましたが、これが答えです。「フレッツ 光Wi-Fiアクセス」ってサービスご存知ですか?おそらく、CMもやっていないので、ご存知の方はあまりいらっしゃらないのではないかと思いますが、このサービスこそ定額でフレッツ光を格安で利用できる革新的なサービスなのです!!
フレッツ 光Wi-Fiアクセスは、10世帯程度の小規模集合住宅(マンションやアパート)向けサービス提供が始まった、同じ集合住宅内にある複数の住戸同士で光ファイバー回線につながった無線LANアクセスポイントを共用して、Wi-Fiでフレッツ光を使うサービスです。
以下では、本記事の本題である価格から初めて、以下のように光Wi-Fiアクセスのサービスの特徴をご紹介しちゃいます。
それでは、それぞれご紹介します。
まず月額料金について強調させてください。なんとNTT東西エリアともに月額利用料が1,575円(税込)なんです!!
これまで、挙げてきたプランをまとめてみましょう。
地域 | 対応サービス | フレッツ光ネクスト マンションタイプ | フレッツ光ライト | フレッツ 光Wi-Fiアクセス |
---|---|---|---|---|
東日本エリア | フレッツ光ネクスト マンションタイプ全般 | 2,667円 | 1,995円~4,410円 | 1,575円 |
西日本エリア | フレッツ光ネクスト マンションタイプ LAN方式 プラン2(16世帯以上) | 2,363円 | 2,310円~4,620円 | 1,575円 |
こうやって比較してみると、1000円代中盤でフレッツ光が利用できるんだから、ものすごいことですね!!
地域 | 契約料(税込) | 工事費 | 備考 |
---|---|---|---|
東日本エリア | 840円 | なし | |
西日本エリア | 840円 | 2,100円 | 平成25年1月31日(木)~5月31日(金)までの申込で工事費無料 |
その他のフレッツ光サービスと同様「フレッツ 光Wi-Fiアクセス」も、プロバイダへの費用は別途かかります。また、利用できるプロバイダーは物件オーナーなどが指定した1社だけとなります。
ただし、フレッツ光ネクスト、ライトと異なり、プロバイダーの月額利用料は定額プランで月額315円ほどとなっており、それをあわせても月々1900円程度とかなり割安になっているのです!!
後述しますが、このサービスはフレッツ・スポット(特定のエリアで利用できる公衆無線LANサービス)もついてきますが、単独でフレッツ・スポットを契約するときにかかる月額料金210円はかかりません!!
フレッツ 光Wi-Fiアクセスは、同じ集合住宅内にある複数の住戸同士で光ファイバー回線につながった無線LANアクセスポイントを共用します。
上げておいて下げるのはあまりよくないと思いますが、ここまず一つ下げるポイントを申し上げます。それは、このサービスは有線LANで接続ができないWi-Fi接続のみのサービスなのです。
Wi-Fiというのがどういうものかご存じない方のためにご説明しますと、インターネット通信の話題でよく耳にする、Wi-Fi(ワイファイ)。本来Wi-Fiとは高速無線LANの仕様のことでした。しかしWi-Fiという名称が広く浸透したため、最近は無線LAN=Wi-Fiとして認識されるようになり、このワードが用いられています。
自分のお気に入りの場所からスマートフォンやパソコン、タブレット機器といった多彩なWi-Fi対応の端末アイテムを使い、LANケーブルなしでインターネットにアクセス。気になることがあればすぐに情報をチェックしたり、料理しながらレシピを調べたり、オンラインゲームで遊んだり、自分スタイルの使い方が楽しめます。(フレッツ光のオプションにも、フレッツ光モバイルパックというものがあり、外出先でWi-Fiが利用できます)
最近では屋外にWi-Fiスポットなるものが現れ、駅や空港、飲食店やコンビニなど、街中でもWi-Fi通信を気軽に楽しめるようになってきました。
また面倒なLANケーブル配線が必要ないため、端末アイテムが複数あっても部屋の中がすっきりします。LANケーブルが掃除のジャマになることもなく、ペットにかじられる心配もありません。
タブレットやスマホやポータブルゲーム端末が普及した現在では、確かに大変お得なサービスです。Wi-Fiを普通のインターネットサービスで利用しようとすると、Wi-Fi接続用のルーターを購入したり、レンタルしたりしないといけない(たとえば、フレッツ光のオプションサービスで光ポータブルというレンタルモバイルWi-Fiルーターがあります。)ので、その点は確かに大変お得なのです。
ちょっと、いいことずくめのように聞こえますね??ただ、フレッツ 光Wi-Fiアクセスの場合は、特に、同じ集合住宅内にある複数の住戸同士で光ファイバー回線につながった無線LANアクセスポイントを共用しますので、柱などの関係上で接続しずらい空間ができたり、そもそもWi-Fiの特性上有線のLAN接続よりも通信スピードが目減りしたりする可能性があるのです。
料金の項目でも触れましたが、「フレッツ光Wi-Fiアクセス」の契約ユーザーは、「フレッツ・スポット」(ウェブ認証方式)の利用可能エリアでは外出先でのインターネット接続が簡単です。通常月額料金が別途かかるのに、大変お得ですね!!
「フレッツ・スポット」は駅や空港をはじめ百貨店、スーパー、コンビニなどの商業施設、カフェやファミレスなどの飲食施設、そのほかホテル、スポーツ・エンターテイメント会場、ビジネスエリアといったさまざまな場所に増えており、利用可能エリアが拡大中です。ビジネスやショッピング、デートの途中でもちょっとインターネットといった具合に、いつでも好きなときに使えます。
東西のNTTで提供されている光Wi-Fiアクセスサービスですが、基本的なサービス内容は同じなのですが、条件など細かい点をみると先に挙げたものも含め、いくつか異なる点がみられるので、今まで挙げた点も含めここにまとめておきます。
違い | NTT東日本 | NTT西日本 |
---|---|---|
サービス開始時期 | 2012年11月 | 2013年1月 |
サービス対象者 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の現在「フレッツ光マンションタイプ」が提供されていない小規模集合住宅 | 「フレッツ光ネクスト」の提供エリアにある小規模集合住宅(6~10戸程度) |
最低見込み利用者数 | 4件 | 5件 |
通信速度(IEEE802.11b準拠) | 最大200Mbps | 最大300Mbs |
サービスが利用できる方が少ないのが、まだまだこのサービスのデメリットとなる点ですね。
あくまで、いろいろな推測ではありますが、以下のような事情が含まれている気がします。
フレッツ光が導入された当時、ユーザーは自分の住む地区でのサービス開始を心待ちにしていました。しかし、提供未定の文字に肩を落とし、ケーブルテレビや他会社の回線へと身を翻す人も現れました。今、NTTはそのようなユーザーを取り返すために、また新たなユーザーを獲得するために様々なサービスを打ち出しているんじゃないかな、というのがひとつ。
次に、元々NTTはユニバーサルサービス、フレッツ光の普及率100%を目指していますから、あまりニーズのなかった小規模集合住宅向け特化したサービスを出すことで、その目標に近づけると考えたのではないでしょうか。
最後に、1つ目2つ目のポイントとかぶりますが、場合によっては割高だった10世帯以下の集合住宅に対して、価格的にお得感のあるサービスを打ち出すことで、ユーザーをフレッツ光に注目させたかったのではないでしょうか。
認知度という点ではまだまだかもしれませんが、サービスの内容をみると、こんな背景があるんじゃないかなーと思います。
さてさて、タイトルと本文の流れがだいぶ釣りっぽくなりましたが、改めてここで「フレッツ 光Wi-Fiアクセス」のメリットとデメリットをまとめみます。
パソコン、スマートフォン、タブレットに携帯ゲーム機と、今やほとんどのデジタル機器がWi-Fi対応といっても過言ではありません。コードがないためにスマートに使え、部屋に回線を引くよりも格安でありながら、光の速度で通信を楽しめる――デメリットもありますが、メリットも多い光Wi-Fiアクセスは、これからのネット環境の有力な選択肢となってくることでしょう。
当サイトから光回線をお申し込みのお客様に適用されるプレゼントキャンペーンの商品は、iPadやREGZA、AQUOSなどの人気商品を始め、Nintendo Switch・PS4・PS VITA・PSP・PlayStation VRなどのゲーム機、タブレットやノートPCなどパソコン、液晶テレビ、一人暮らしに最適な炊飯器・冷蔵庫・洗濯機など、お客様のお申込み方に合わせてたくさん用意しております。
フレッツ光はエリアによって、サービスや料金が異なります。
詳細は下記の都道府県のリストをご確認の上で、お住まいのエリアを選択しお進み下さい。