「Light Fiderity」の略称で、『LiFi(ライファイ)』というのですが、巷で話題になっております。
なんと、エストニアの会社が実際のオフィス環境下で、1Gbpsの速さで、デバイス間の
データ通信に成功したとのことです。
これは今実際に皆様がお使い頂いているWi-Fiのおよそ100倍のスピードになります。
名前からしても速そうな『LiFi』ですが、このメリット、デメリットに関して
述べたいと思います。
今までのWi-Fiはルータもしくは基地局やアンテナから電波を飛ばして、その電波を受信して通信するものでした。
今回紹介の『LiFi』はというと、電波ではなく、光波を使った通信になります。
「んっ!?光波ってなんだ!??」
と思う方もいると思いますが、電波は「電磁波」という電気を通す時に発生する波ですが、光を照らすことでできる「波」が
光波というそうです。厳密には今回の『LiFi』は「LED電球」に依存して通信するという事です。
仕組みは家まで光(インターネット)を繋いで、ルータにLANケーブルで繋ぎ、ルータからLED電球までケーブルで繋いで
LEDの光が届く範囲で光波を拾って通信するというものです。
既存のLED電球技術を利用して通信ができるそうですが、それを取り入れようと考えた場合は
もちろん現在の環境下では使用できないそうです。
ルータとLED電球をケーブルでつなげなくてはならないので設備を整える必要が出てくるでしょう。
赤外線の仕組みに似ているようで、赤外線は一定の指示を出すと、例えば温度を下げたり、上げたり、テレビだとチャンネルを変えるというように
赤外線を向けた相手が切り替わります。これは赤外線にそういう命令の情報を載せて伝送しているからです。
これと同じように、LED電球から出された光波でデータを伝送して、PCやタブレットなどの端末に搭載されている光センサーで
解読するという仕組みらしいです。
電波だと天侯に影響を受けたり、距離が離れれば離れるほど通信速度が落ちておりましたが、
LiFiの環境さえ整えていれば、光が届くところは天候などに影響を受けることなく、
どこでも通信が可能になるでしょう。
LEDの光で通信しますので、直射日光に当たっている場所の場合は通信できないらしいです。
光の検出器が変調光波を検出できないので、通信ができなくなってしまいます。
また、壁があるとLiFiは通さないので、一部屋ごとに設備を整えないといけません。
『LiFi』使用の問題点としては
①太陽光や人の影には勝てない
②壁を通さないので設備を整えるのに費用がかかりそう
になります。
光波なので、太陽に弱いのは仕方ないと思いますが、今後の技術の進歩で、影や太陽にも負けない光波が出てくると
怖いものはなくなりますね!
現在はまだまだ発展途上の技術なので、最短で2016年の9月頃に商品化を目指している会社があるようですが、
もし、その時、使用できるようになったとしても、用途としては、まだWi-FiやLTEを補うものになるでしょう。
上記でも述べた通り、太陽が出ている時に使えない、人や手の影になる場合使えない、壁を通さない
ということですので、まず昼間の外では使えません。
また、光センサーがスマホの後ろ側に付いているとしたら手で持っているだけで影が生まれてしまうので使えません。
その場合、寝転がって光波をスマホの背に当てないといけないので長時間使用する場合、手が疲れてしまいます。
現在もLTEやWi-Fiを電波状況、環境状況によって使い分けていると思いますが、その中に『LiFi』も含まれる予感がします。
通信速度はWi-Fiの約100倍なので使える環境であれば必ず使った方がいいですね!
また、技術が進歩して設備投資も少なく済むようであれば、夜の街灯などもすべてLED電球にして、
街を照らせば、それだけでLiFiが使える時代が来るかもしれませんね!?
いかがでしたでしょうか。
最新技術でも固定の光通信が不可欠ですので、今後も光通信技術から目が離せませんね!
これが実用化すれば固定回線をわざわざ家まで引かなくても高速インターネット通信ができる
ようになるかもしれませんね!
これからも新しい情報があれば発信していきたいと思いますので、皆様宜しくお願い致します。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました<m(__)m>
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