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2012.11.28

2012/12の値下げ

キャンペーン詳細はページはこちら

【過去最大級!】2012年12月以降実施のフレッツ光の月額料金値下げを徹底解説!

すべての方(新規加入をご検討中の方・フレッツ光にすでにご加入の方)必見!!2012年12月からNTT東日本とNTT東西本がフレッツ光の月額料金を実質大幅に引き下げる発表をしました!!ここでは、今回の値下げで何が変わったのかという詳細を、東と西にわけてご紹介します。

【すでにフレッツ光加入の方】当サイトでは、各割引のみへのお申込みの受付をしておりませんので、お手数ですがNTT各社よりお申込み下さい。NTT東日本NTT西日本へどうぞ。

NTT日本エリアの値下げの詳細と変更内容

NTT東日本では、料金体系とキャンペーンに関しては2012年12月から以下の変更が行われました。

ADSLからフレッツ光に乗り換えるキャンペーンの対象だった方は、「思いっきり割」に統合されたからといって損することはありません。

「思いっきり割」の詳細

2012/12/1~2013/4/30までにお申込みの一般の個人の新規加入の皆様に、プランに合わせて110~1110円/月(税抜)の割引を24ヶ月間行うというのが「思いっきり割」です。注目できるのが、「にねん割」違約金や工事の分割支払い残額を覗いて特に違約金が設定されていないということです。(その他の「思いっきり割」の注意点はこちらを参照

過去最大級に値下げされた実質的な月額料金

後ほど、詳細を出しますが、フレッツ光の敷居が大きく下がりました。以下が、「思いっきり割」含めた割引適用後の初年度の税抜きの利用料金です。

「思いっきり割」実施の前と後の実質月額利用料金比較

プラン
戸建 3,500円 4,400円
マンション 2,640円 2,750円~3,750円

ここで注目すべきは、こまごまと分かれていたマンションタイプの月額料金が実質的に統一されたことです。「思いっきり割」は、申込期間や適用期間が期間限定となっていますが、NTT西日本が、適用期間が自動更新となる同額程度の割引を実施しているため、名称が変わったりするにせよ、このような割引額は実質続いていくでしょう。

NTT西日本エリアの値下げの詳細と変更内容

NTT西日本は、地域によって限定的に適用される割引を筆頭に、6つ以上の割引が存在し、実質的な料金体系が複雑になっていましたが、以下のような変更が行われました。

以下では、特にインパクトのある「光もっともっと割」について述べます。

乱立していた割引サービス

まず、以下を御覧ください。

今回統合された割引サービスの概要

割引サービス 西日本エリア共通 対象利用サービス 必要利用期間 契約期間 解約金
フレッツ・ずっと割引 「フレッツ・光プレミアム」、「Bフレッツ」、「フレッツ・ADSL」 1年以上 なし なし
フレッツ・あっと割引 個人向けフレッツ光サービス全般 なし 2年間 あり
光もっと割引 個人向けフレッツ光サービス全般 2年以上 3年間(自動更新) あり
光ぐっと割引 × 「フレッツ光ネクスト」 なし 2年間 なし

何がなんだかなかなかわかりづらいですね。。。。

NTT西日本エリアでは、「お住いの地域」、「ご利用頂くプラン」、「利用年数」によって複雑に割引条件が異なっており、以前は自分の月額料金を知るのが非常にわかりづらかったのです。

「光もっともっと割」でシンプルに

このようにわかりづらかった割引サービスが新規加入者に対しては、シンプルに統一されました。全国一律に、初年度で520~1290円/月の割引が受けられ、利用年数に応じて段階的に月額料金の割引額が増加していくのが、「光もっともっと割」です。(その他の詳細は、こちらをご覧ください

以下は、「光もっともっと割」含めた割引適用後の初年度の税抜きの利用料金です。

「光もっともっと割」実施の前と後の2年利用時を平均した実質的な月額利用料金の比較

プラン
戸建(フレッツ光 ネクスト ファミリー・スーパーハイスピード 隼) 4,300円 4,085円~4,970円
マンション(フレッツ光ネクスト マンション・スーパーハイスピード隼) 2,850円~3,950円 2,940円~4,110円

NTT西日本ではマンションタイプのフレッツ光の料金プランが複雑化しているので、代表的なサービスを例に挙げていますが、だいぶわかりやくなったのではないでしょうか。

今後の新規加入の方の東・西のプラン別月額料金のイメージ

今回の値下げのまとめとして、今後のNTT東日本とNTT西本(代表的なプラン)の実質的な月額料金の変化を載せます。

NTT東日本エリアでは、以前からフレッツ光メンバーズクラブのマンスリーポイントを利用したフレッツ光の利用年数に応じた実質的な割引額の増加サービスが受けられたのですが、今回の割引で、NTT東西とも、大幅に月額利用料金が下がり、かつ、利用年数に応じた割引額の増加サービスが受けられるようになりました

エリア 対象サービス一覧 フレッツ光利用期間
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目~ 
戸建て フレッツ 光ネクスト(ファミリー・ハイスピードタイプ/ファミリータイプ) ¥3,675 ¥3,570
マンション フレッツ 光ネクスト(マンション・ハイスピードタイプ/マンションタイプ) ¥2,667 ¥2,562
西 戸建て ファミリー・ハイスピードタイプ隼 ¥4,515 ¥4,515 ¥4,316 ¥4,211 ¥4,106 ¥4,001 ¥3,896 ¥3,791 ¥3,791
マンション フレッツ光ネクスト マンション・スーパーハイスピード隼 ミニ(10世帯未満) ¥4,148 ¥4,148 ¥3,906 ¥3,801 ¥3,696 ¥3,591 ¥3,486 ¥3,381 ¥3,381
プラン1(10世帯以上) ¥3,413 ¥3,413 ¥3,234 ¥3,182 ¥3,129 ¥3,077 ¥3,024 ¥2,972 ¥2,972
プラン2(16世帯以上) ¥2,993 ¥2,993 ¥2,814 ¥2,762 ¥2,709 ¥2,657 ¥2,604 ¥2,552 ¥2,552

注意していただきたのは、こちらの表は税込となっている点、NTT東日本は、「思いっきり割」が2年間の限定割引と現状なっているため3年目以降の月額料金は現状では増加する予定となっている点です(表では、マンションタイプは個別のプランで異なってくるので具体的な金額は表記しておりません、ご了承下さい)。NTT西日本に関しては、「光もっともっと割」を適用した場合の代表的なプランの月額費用の推移となっており、NTT東日本に関しては、今回の実施になった「思いっきり割」に加え、「にねん割」とフレッツ光メンバーズクラブのマンスリーポイントの利用を前提とした月額費用の推移です。

なお、NTT東日本では、申込受付期間(平成24年12月1日~平成25年4月30日)となっておりますので、「もしかしたらキャンペーンが終わってしまうのでは?」と不安な方はお早めにお申込み下さい

今回の値下げの狙いの背景

一般に、値下げやキャンペーンなど料金関わる変更については、ほとんどが

を意図したものです。特にNTT西日本は9月からファミリータイプの月額料金を引き下げたばかりですので、あまりに急な展開となっています。今回のNTTの施策もこれらを狙ったものですが、実際にはどのような背景があってこのような変更を行ったのでしょうか?それは、主に2つ挙げられます。

モバイルデータ通信の高速化と一般化

まず、背景となったのが、高速モバイルデータ通信がかなり普及して、自宅に固定回線ひかなくなってきているというトレンドです。

スマートフォンを筆頭に、タブレットパソコンなど、モバイル端末が普及するに連れて、インフラのサービスとなるデータ通信もここ数年で進化してきました。

イーモバイルのようなモバイルデータ通信を主力としたサービスも、携帯電話会社が提供するサービスも、以前は3.6Mbpsが主力だったものが、WiMAXやLTEという新しい通信技術により、およそ20倍以上のスピードの出る72Mbpsや4Gbpsをうたうサービスが出てきており、これらは単純な通信速度としては、フレッツ光のマンションタイプなどと並ぶ体感スピードになってきています。

このような高速モバイルデータ通信は、各事業会社の熱心な広告販売促進活動や携帯電話端末をモバイルデータ通信端末とすることができるテザリング機能や、様々なタイプのモバイルWi-Fiルーターによって、より一般に普及し、特に若い世代の方々に多く使用されるようになりました。

こうして、かりに安定した通信が行えなくても、わざわざ家で固定回線を引く必要がないと考える人が増えてきたのです。

KDDIの「auスマートバリュー」などのキャンペーン

次に、あげられるのが、競合のKDDI社の動きです。

日本でインターネットの回線サービスを行なっているのは、主にNTTとKDDIです。KDDIは今年になって、携帯電話サービスとのシナジーを出すために、自宅のインターネットをauひかりにすると、家族最大4人までのauのスマートフォンを永久に980円/月×人数の割引と、最大二年間は500円/月×人数の割引をするという、強力なキャンペーンを行なっています。

このような価格に訴求する強力なキャンペーンを競合他社が行なっている以上、フレッツ光としてもユーザーの皆様なメリットのあるキャンペーンを行う必要が出てきました。

今後も時代に合わせてフレッツ光は進化していく

実際、ある程度、固定回線のコストが下がるなら、家では安定した通信で落ち着いて、動画サイトの閲覧や画像のアップロードのようにSNSサイトの利用をしたいと思う方もいらっしゃるでしょうし、競合企業がユーザーの皆様にうける新しい施策を行った場合はそれに対応していくでしょうし、今後も、フレッツ光はそういったユーザーの皆様のニーズに答えていくかたちに変化してきています。

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