メジャーなインターネットサービスプロバイダ(ISP)のひとつであるビッグローブがプロパイダと光回線をセットにして提供されているビッグローブ光ですが、インターネット上には以下のような口コミが散見されます。
ビッグローブ光、マジで最近夜の時間帯クソ重いんだが。
— 超姉貴 (@CxAneki) May 13, 2018
回線開通前のWiMAX送ってくれるように頼んだの2回目なんだが?もうかれこれ2週間以上待ってるんだが?しっかりしてくれよビッグローブ光…印象最悪だからな…
— せかおれ (@ri_menzu) May 13, 2018
全ての人に理想的なサービスを提供することは難しいので、回線の契約者が多くなればクレームや多少の悪い評判が出てくるのは仕方のないことですが、それにしても悪い評判が多いように感じます。 ということで、今回はなぜこれほどまでビッグローブ光の評判が悪くなっているのかを徹底的に調査してみました!
この記事の目次
ビッグローブ光はフレッツ光の回線をビッグローブが借りることで我々消費者に提供されている俗に言う「光コラボ」サービスのひとつです。 光コラボはもともとはNTTの持ち物である光回線をソフトバンクやドコモの携帯キャリアやビッグローブやソネットなどのプロバイダ業者が借りて我々に提供するというモデルになります。イメージは以下のような感じ!
ビッグローブ光はインターネットサービスプロバイダ(接続業者とも呼ばれます)であるビッグローブが光コラボ事業者となって提供されているサービスです。プロバイダがビッグローブで固定になる代わりに月額料金が安くなったり、その他の割引などのサービスを受けることができるというメリットがあります。当然、プロバイダごとにサービスが異なるため、受けられるサービスにはある程度の差がありますが、それほど大きな差ではありませんし、確かな技術力を持っているビッグローブは決して悪いISPではありません。
回線速度はそのままで、フレッツ光のプロバイダを固定することで、月額料金を安くすることができるのがビッグローブ光の特徴です。 ただし、このような光コラボサービスを提供しているのはビッグローブ光だけではなく、プロバイダ系の光コラボでいうと、So-net光やエキサイト光というものがあります。
その中でもビッグローブ光の評判は際立って悪いような印象を受けます。これは一体なぜなのでしょうか?
口コミでも目立っていたのが、回線速度の問題です。フレッツ光回線を利用している光コラボですから、最大通信速度は1Gbpsという数値であるにも関わらず、回線速度が遅いと言われているのはなぜでしょうか?
答えは、「フレッツ光回線の利用者が多く、混雑しやすいから」です。
インターネット回線とは道路のようなものですから、光信号がひとつの回線に集中すれば渋滞して通信速度も遅くなってしまいます。 MM総研の調査によると、フレッツ光回線は70%近くのシェアを持っています。 引用元:ブロードバンド回線事業者の加入件数調査
上の図で言うところの、フレッツ光、ソフトバンク光、ドコモ光などは同じ回線を利用しておりますので、どれだけの人がフレッツ光回線を利用しているかボリュームがおわかりいただけると思います。
ただしこの回線が遅いという口コミに関しては、光コラボ事業者全体に言えることなので、特段ビッグローブが遅い理由にはなりません。むしろビッグローブ光の利用者は他の光コラボに比べると快適に利用できるはずなのです。
先程光回線は道路のようなものだと比喩しましたが、皆さんは車を運転する時に道路が渋滞してる時にどうしますか? そのまま我慢して突き進むこともできますが、経路を変えるという選択肢もありますよね。
例えば大阪にお住まいの方なら甲子園球場に向かうために43号線を使うルートと2号線を使うルートがありますが、2号線が混んでたら43号線に出てみようと思うはずです。 東京にお住まいの方は、原宿駅から表参道駅まで歩いて行くときにわざわざ竹下通りを通らないですよね?
それと同じで接続方式を変えることで、光回線も混雑している回線を避けて通信することができるんです。
この接続方式は対応できるプロバイダは一部のみですが、ビッグローブもその一部に含まれています。そのため、通信速度が遅いという口コミも、少し調べれば改善できるものなのです。
ルーターをPPPoEルーターモードからローカルルーターモードに変えたらIPv6プラス接続ができるよになったっぽい
— リットル (@999cc) May 16, 2018
60Mbps出るようになったしこれでOKか
次に悪い評判の対象となりそうなのは、月額利用料の高さです。 参考までに、以下ではブロードバンドサービスごとの月額利用料をまとめてみました。
サービス名 | 戸建て/ 月 | マンション / 月 |
---|---|---|
ビッグローブ光 | ¥4,980 | ¥3,980 |
NURO光 | ¥4,743 | ¥1,900 |
ソフトバンク光 | ¥5,200 | ¥3,800 |
auひかり | ¥5,100 | ¥3,800 |
So-net光 | ¥4,500 | ¥3,400 |
ドコモ光 | ¥5,200 | ¥4,000 |
OCN光 | ¥5,100 | ¥3,600 |
他の回線と比較しても安くはないですが、べらぼうに高くもないことがわかります。マンションタイプなら少し高いでしょうか。 さらにビッグローブ光はここからauスマートバリューが適用されますから、auユーザーなら更にお得に使うことが可能です。
となれば、他に評判が悪い理由はなんなのでしょうか?
Twitterで評判をチェックしていると、以下のような口コミが多いことがわかりました!
ビッグローブ光だけはマジでやめろ
— 板倉滉 (@mizunikkou) January 11, 2018
勝手に変なオプション付けられて、メッチャ金取られた
一度も見てないTVのサービスで5000円持ってかれた
前に「利用料安くなる」とか訪問してきたゴミに騙された自分も悪いが、それでもここはクソ過ぎる
ビッグローブ光のカスタマーセンターくそ対応でイラつくわ。解約の申込ネットからしたら電話かけろって出て結局こっちから電話かけるはめに。しかも繋がるまで7分とか待たされてお待たせしましたの一言もねぇしオペレーター耳悪いし説明長すぎるしこっちはネットで申し込むからそっちから電話してこい
— ゆめじ (@yumeji731) July 31, 2017
評判の悪さはどうやらビッグローブ光の対応の悪さが原因のようです。カスタマーセンターの接客面での悪い口コミや、対応の遅さに関する口コミや代理店からの勧誘でフレッツ光から乗り換えたものの、代理店の言われるがままにオプションをつけてしまい、結局高額な月額料金を請求されてしまい、回線速度もそれほど早くないという最悪な状態の契約をしてしまった方が多いようです。
そもそも、光回線事業者の販売代理店というのは参入障壁が低いため、かなりの数の会社が取り組んでいます。その中にはやはり売上目的の営業マンも当然いるわけです。
ソフトバンク光やドコモ光のようにもとから消費者との接点があり、割引の特典も魅力的な回線は必然的に契約は増えていきますが、それ以外の会社は顧客を獲得するために、何らかの特典をつけたり、マーケティング施策を実行する必要があります。もちろん、ビッグローブ光にもauスマートバリュー適用という魅力的な特典があるものの、So-net光やauひかりでもスマートバリューの対象になるので、独自特典というわけではないです。
さらにSo-netにはソネットメディアワークスというWEBマーケティングの関連会社もあったりするので、インターネット上で商売をするノウハウはビッグローブよりも長けています。そうなると、必然的にビッグローブ光は顧客獲得が代理店だよりになってしまい、高額な報酬を与えて優先的に販売してもらうようになってしまうわけです。
ビッグローブ光の半ば強引な押し売りが多いのは、このような背景があるからでしょう。
フレッツ光ナビの他の記事でも解説しておりますが、どれだけ月額料金が安くてもキャシュバックの金額が大きくてもau、ソフトバンク、ドコモのようなキャリア携帯をお持ちの方は割引が受けられる光回線が一番お得です。ビッグローブ光はauの携帯をお持ちの方なら割引を受けることができますが、基本的にはSo-net光のほうがサービスも良いですし、月額利用料も安いのでおすすめできます。
ただし、ビッグローブが提供する格安SIMであるビッグローブSIMをご利用されている場合は唯一割引を受けることができるのがビッグローブ光なので、その場合はビッグローブ光がおすすめできます。
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