光回線には様々な口コミが投稿されていますが、実際どこの光回線がおすすめなのでしょうか?今回は、主要な光回線の料金や速度、初期費用やオプションサービスに至るまで徹底的に比較すると共に、どの光回線がおすすめなのかということについて解説していきたいと思います!
2018年、インターネットは誰もが利用するものになりました。総務省の統計情報によると20代~50代までのインターネット利用率が90%を超えていますので、今後日本人のほぼ100%がインターネットを利用する社会になっていくことは明らかです。
しかし一方で、インターネットの仕組みについて理解している人はどれくらいいるのでしょうか?おそらく、物心気づいた頃からインターネットを利用してきた20代の方でもページが表示されるまでの仕組みを完璧に理解できている人は少数派なのではないでしょうか?インターネットは認知度や利用率の割に、理解度は非常に低いのです。
口コミでも、一部のものは信用に値する投稿がありますが、多くの口コミは知識がない素人によって投稿されたものです。 また、お得な回線というのも、一人ひとりの状況によって異なります。
これが違うだけでお得な回線というのは変わってきます。
つまり、インターネット回線の契約においては、しっかりと自分自身で比較した上でその状況に合わせた適切な光回線を選ぶ必要があるのです。
しかし、インターネット回線の種類は500を超える回線の種類があります。これを全て比較するのは非常に大変な作業になりますよね? でもご安心ください。光回線はポイントを押さえれば簡単にお得な回線を選ぶことができるのです。
ということで、まずは何を基準に選べばよいのかということを解説していきたいと思います。
光回線を選ぶためには、以下のポイントを重視しておけばOKです。
それぞれどういうことなのでしょうか?
言うまでもないかもしれませんが、月額料金は重視すべきポイントです。同じパフォーマンスの回線でも月額料金は安いほうが良いですよね? また、初期費用に関しても注意しておく必要があります。インターネット回線を引っ張ってくるためには回線の工事が必要になりますが、この工事費が無料になる回線もあれば、支払う必要がある回線もあります。
そのため、月額料金だけでなく初期費用の有無についてもチェックしておきましょう。
インターネット回線の速度はベストエフォートという値で表示されます。光回線の速度表示として標準的な「ベストエフォート1Gbps」とは、”Best effort”つまり最大限努力したら1Gbpsの速度が出ます。というものです。
つまり、実際は1Gbpsなんて速度は出ません。「じゃあ口コミを参考にしよう」というわけにも行きません。なぜなら、回線の速度は「ルーター」「接続方式」によっても変わってきます。 実は「光なのに遅い」という口コミを投稿している方々の多くはルーターに問題があります。また、スマートフォンの速度なのか、PCの速度なのかによっても変わってきます。
そのため、回線の速度に関しては、Radish Network Speed Testingのような実測値の統計データを扱っているサイトを参照してみましょう。 統計データであれば、ちゃんとしたルーターを使って速度がしっかり出ている人のデータも、古いルーターを使って速度がいまいち出ない人のデータも合わせて比較することができますからね!
これが最も重要な要素かもしれません。実は光回線は各回線ともに月額料金にほとんど差はありませんが、どれくらい割引されるかということは異なります。 光回線の中で最も割引額が大きいのは、携帯電話料金とセットで契約した時の割引料金です。毎月500円~最大10,000円程度の割引がされますので、数百円の月額料金の差は割引によってすぐにひっくり返ります。
ですので、「携帯電話の料金が割引になるかどうか」まずはこのポイントを考えてみると良いでしょう。
多くの方がご存知の通り、インターネット回線契約ではキャッシュバックがもらえることがあります。 このキャッシュバックは、回線契約でもらえる場合もありますが、販売代理店からもらえるケースが多いです。
例えば弊社のサービスの一つであるフレッツ光ナビの回線コンシェルジュからお申し込みいただくと、最大8万円のキャッシュバックをプレゼントしております。 こういった特典を利用してお得に回線を契約することも頭の片隅に入れておきましょう。
それでは、早速主要光回線9社を比較していきたいと思います!今回比較する回線は、以下の人気の9社をピックアップしました。
回線名 | 会社名 | 特徴 |
---|---|---|
NURO光 | So-net | 日本最速の回線。利用可能な地域は限られているが月額料金も安く、ソフトバンクの携帯を利用しているなら割引になる。 |
auひかり | KDDI | KDDIの独自回線。他の回線に比べて利用者が少なく、比較的安定した速度が出る。auの携帯電話を使っているなら割引になる。 |
ドコモ光 | NTT | 光コラボの中で利用者が最も多い回線。ドコモユーザーが唯一割引になる回線。 |
ソフトバンク光 | ソフトバンク | 光コラボの中で2番目に利用者が多い回線。NURO光同様ソフトバンクユーザーなら割引対象。 |
So-net光 | So-net | 光コラボの中でもauユーザーが割引対象になる回線。 |
ビッグローブ光 | ビッグローブ | 同じくauユーザーが割引対象となる光コラボ。ビッグローブSIMを利用していても割引対象になる。 |
OCN光 | NTT | 日本で一番人気のプロバイダOCNと光回線がセットになった光コラボ。OCN モバイル ONEを使っているなら割引対象。 |
@nifty光 | ニフティ | ニフティでんき、Nifmoを利用しているなら割引対象になる。ついでにauユーザーも割引対象。 |
DMM光 | DMM | おなじみDMMmobileユーザーなら割引対象になる。 |
どれも携帯電話料金がお得になるプランであることにお気づきでしょうか?もう結論は出ているようなものですが、先程もお伝えした通り、携帯電話料金契約する回線を決めるのが良いです。 以下では、実際にこれらの回線の料金や回線速度を比較して検証していきたいと思います。
まずは月額料金の比較からです!月額料金は、戸建てタイプなのかマンションタイプによって異なりますので、両方で比較していきたいと思います! 早速それぞれの月額料金を比較してみましょう!
回線名 | 月額料金(戸建て) | 月額料金(集合住宅) |
---|---|---|
NURO光 | ¥4,743 | ¥1,900~¥4,743 |
ソフトバンク光 | ¥5,200 | ¥3,800 |
ドコモ光 | ¥5,200 | ¥4,000 |
auひかり | ¥5,100 | ¥3,800 |
So-net光 | ¥4,800 | ¥3,500 |
ビッグローブ光 | ¥4,980 | ¥3,980 |
@nifty光 | ¥4,510 | ¥3,490 |
OCN光 | ¥5,100 | ¥3,600 |
DMM光 | ¥4,820 | ¥3,780 |
いかがでしょうか?NURO光は少し特殊ですが、月額料金に差があったとしても、500円程度であることがお分かりいただけるかと思います。 続いては、この月額料金を踏まえた上で、各回線でどれくらいの割引が受けられるのかということをチェックしていきたいと思います!
割引に関しては、マンションでも戸建てでも関係がなく全て同じ割引が適用されます。
回線名 | 割引対象 | 割引金額 |
---|---|---|
NURO光 | ソフトバンクユーザー | ソフトバンクの携帯1台につき500円~1,000円(10台まで) |
ソフトバンク光 | ソフトバンクの携帯1台につき500円~1,000円(10台まで) | |
ドコモ光 | ドコモユーザー | データ定額量に応じて500円~3,500円 |
auひかり | auユーザー | 携帯1台につき500円~1,000円 |
So-net光 | ||
ビッグローブ光 | auユーザー、BIGLOBE SIMユーザー | 携帯1台につき500円~1,000円(auユーザー) 毎月300円(BIGLOBE SIMユーザー) |
@nifty光 | auユーザー、NifMoユーザー、@niftyでんきユーザー | 携帯1台につき500円~1,000円(auユーザー) 200円(NifMoユーザー) なら250円(@niftyでんきユーザー) |
OCN光 | OCN モバイル ONEユーザー | 1台につき200円(最大5台まで適用) |
DMM光 | DMMmobileユーザー | 500円 |
この他にも、IIJmioなどの光もありますが、格安SIMや格安スマホの場合は割引の料金が少なく、月額料金が安いSo-net光や@nifty光のほうがお得な場合がありますので、注意してください! 3大キャリア携帯の割引金額はかなり大きいことが分かりますね!特にソフトバンクやauの場合は、家族の携帯電話をまとめることで10台分の割引を適用させることもできてしまいます。
続いては、回線速度について比較していきましょう!今回は、先程もご紹介させていただいたRadish Network Speed Testingやその他の統計データを参考にさせていただくと共に、回線の混雑を避けてくれる通信方法「v6プラス」に対応しているかどうかということについても比較していきたいと思います。
v6って何?という方は過去の記事「【IPv6】v6プラスの接続方式に対応したプロバイダ一覧[2018年版]」を参考にしてください。 v6プラスに対応していないと、ダメなわけではありませんが、v6プラスという接続方式であれば、通信速度が早くなると考えておけばOKです!
回線名 | v6プラス | 実測値(中央平均) |
---|---|---|
NURO光 | ○ | 196.4Mbps |
ソフトバンク光 | ○ | 66.3Mbps |
ドコモ光 | 一部プロバイダで対応 | 72.4Mbps |
auひかり | 一部プロバイダで対応 | 155.6Mbps |
So-net光 | ○ | 73.5Mbps |
ビッグローブ光 | ○ | 62.9Mbps |
@nifty光 | ○ | 59.4Mbps |
OCN光 | ○ | 70.7Mbps |
DMM光 | ○ | 82.3Mbps |
NURO光とauひかり以外は同じ回線を使っての通信になりますので、計測した時間帯等による誤差だとは思いますが、最低でもだいたい60Mbps~80Mbps程度の速度がでることが分かりますね。
この速度がどれくらいなのかというと、例えば超高画質(4K)の動画を見るために推奨される速度は25Mbpsだと言われています。 ですので、60Mbpsもあれば二人でNetFlixを見てもそれほど支障なく見れそうですね。
また回線の速度を最大化するためには、ルーターが重要ですので、より快適にインターネットを利用したいのであれば、最新のルーターを購入するようにしましょう。 その他の速度に関する情報は、「マンションでネットが遅いと感じた時にチェックしたい項目と速度改善方法まとめ!」を参考にしてください。
次に工事費や契約手数料といった初期費用について比較してみましょう。光回線は、契約を長く続けることで工事費が無料になったりもしますので、その場合は「実質無料」という表現をさせていただきます。
回線名 | 工事費 | 契約手数料 |
---|---|---|
NURO光 | ¥40,000(実質無料) | ¥3,000 |
ソフトバンク光 | ¥24,000(実質無料) | ¥3,000 |
ドコモ光 | ¥15,000(実質無料) | ¥3,000 |
auひかり | ¥37,500(実質無料) | ¥3,000 |
So-net光 | ¥15,000(実質無料) | ¥800 |
ビッグローブ光 | ¥30,000(実質無料) | ¥3,000 |
@nifty光 | ¥15,000 | ¥2,000 |
OCN光 | ¥18,000 | ¥3,000 |
DMM光 | ¥0 | ¥2,000 |
OCNとニフティについては工事費を負担してもらえないので、注意が必要ですね。それ以外の回線は、一定期間(36ヶ月)契約を続けることで工事費は回線業者側が負担してくれることになります。
ともあれ、どこの携帯電話を使っているかということを第一に考えて回線を選べば良いことをご理解いただけたのではないでしょうか? 現時点ではNURO光やauひかりのような早すぎる回線速度はオーバースペックですし、月額料金にもそこまで大きな差がないですが、割引されるかされないかで毎月の出費は大きく変わってきます。 当サイトの熱心な読者の方は、「いつも同じ結論だな…」と思われるかもしれませんが、名探偵コ○ンよろしく、「真実はいつもひとつ」なのです。
インターネット回線選び、ポイントさえおさえれば簡単でしょう?
――ただ、最後に考えて置かなければならないことがありましたよね?…そう。キャッシュバックです。
さて、最後になりますが、インターネット回線の契約窓口によってキャッシュバックがもらえたりもらえなかったりします。 ということで、以下では上記で比較した回線の契約はどこの窓口で行うのがお得なのかということについてご紹介してこの記事を締めたいと思います。
インターネットの契約で、最もキャッシュバックの金額が大きいのは、WEBの代理店から申し込む場合です。 なぜなら、公式のキャッシュバックに加えて代理店のキャッシュバックがプラスされるからです。
中には代理店を使って契約者を集めていない回線もありますので、その場合は別のお得な窓口をご紹介していきます。
NURO光の運営元であるソネットは、グループ会社にWEBマーケティングの会社があるからでしょうか、代理店活用よりも自社集客に力を入れています。 オプション加入無しで35,000円のキャッシュバックを受け取ることが可能なので、わざわざ対応の遅い代理店を活用するメリットはありません。
ということで、いきなりイレギュラーなパターンではありますが、NURO光を契約するなら公式サイトからの申込が最もお得です。 ただ、マンションタイプのNURO光を契約する場合は、代理店を活用したほうがお得になります。
こちらもイレギュラーなパターンですが、先程ドコモ光はv6プラスに一部のプロバイダであれば対応可能とご紹介したことを覚えておりますでしょうか?このv6プラスに対応しているプロバイダがGMOとくとくBBです。
さらにドコモ光はドコモユーザーが唯一割引を受けられる回線ですから、キャッシュバックによる集客は行っていないようです。そのため、プロバイダからのキャッシュバックに期待するしかありません。 その中で唯一プロバイダからのキャシュバックを出しているのがGMOとくとくBBというわけです。
ドコモ光のプロバイダとしてはソネットやDTIなども選択することができますが、「v6プラスに対応していて、キャッシュバックが受け取れて、対応も良い」ということを消去法で選択していくと、GMOとくとくBBが最もお得になるのです。
ソフトバンク光のキャッシュバック金額は代理店によってそこまで大きな差がありません。軒並み30,000円です。 となれば、受け取り条件が良い代理店が優良ということになります。ソフトバンク光の代理店として、キャッシュバックの受け取り率が100%の代理店があります。NEXTという代理店です。
どこで申し込もうが特典が変わらないなら、先程のauひかりのご説明のときにもあったように真摯な対応をしてくれる代理店で契約したいですよね? もしこの記事を読んでいただいている皆さんの中に「キャッシュバックを受け取れるか受け取れないかの鬩(せめ)ぎ合いをしたい」という方がいらっしゃったら、別の代理店でも良いかもしれません。
ソネット光はNURO光と運営元が同じであるため、自社集客に積極的です。そのため代理店は使っていないようです。 ソネットの公式サイトから申し込むことで、固定電話の基本料金が12ヶ月間無料になるなどの特典があるため、キャッシュバックはないですが電話の契約を考えているならお得です!
ビッグローブ光もソフトバンク光同様にキャシュバックの金額に大きな差はありません。そのため、できるだけキャッシュバックの受け取りやすさで選ぶことがポイントです。 エンジンからビッグローブ光を申し込むと、33,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。受け取り条件は特にありませんので、WEBから申込みしてかかってきた電話でキャッシュバックを受けとりたい旨を伝えるだけです。
ニフティ光を申し込むなら、アウンカンパニーがおすすめです。アウンカンパニーでは、20,000円のキャッシュバックか15,000円のキャッシュバック+最新のルーターの2種類の特典を選ぶことができます。 ルーターは最新のものを購入すると、機種にもよりますが、1万円程度することもありますので、もしルーターをお持ちでないならよりお得に契約することが可能です。
ちなみにキャッシュバックは振り込まれるまで少し時間がかかりますが、ルーターについては開通したらすぐに送られてきますので、すぐに利用することが可能です。
OCN光もニフティ光同様ルーター付きの特典かキャッシュバックが多い特典を選ぶことができます。他の回線に比べてキャッシュバックの金額が少ないのはNTT回線の特徴ですね。おそらく一度経産省から怒られたためでしょう…。
もしかすると、OCNモバイルONEを使っている方でも他の回線のキャッシュバックを考えると、お得に契約することができるかもしれませんね。NUROやauひかりと20,000円近くキャッシュバックの金額に差がありますからね…。
DMM光は代理店を使っていないので、公式サイトから申し込むのがお得です。キャッシュバックの金額は20,000円です。ちなみに2018年の8月31日まではDMM.comの2周年キャンペーンということで、契約手数料(2,000円)が半額になります。わずかですが、お得ですね!
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